蒼井優が瑛太主演の7月期ドラマで美人霊媒師に

2017/05/17 05:00 配信

ドラマ

「ハロー張りネズミ」に出演が決まったリリー・フランキー、蒼井優(左から)(C)TBS

瑛太が主演を務める、TBSの7月期金曜ドラマ「ハロー張りネズミ」(毎週金曜夜10:00-10:54)に、蒼井優リリー・フランキーの出演が決定した。

本ドラマの原作は「島耕作シリーズ」の弘兼憲史の同名漫画。1980~1989年にわたり、講談社「週刊ヤングマガジン」にて連載され、人情モノやサスペンスをはじめ、企業モノや超常現象に至るまで幅広いテーマを扱い、人気を博した不朽の名作だ。

映画「モテキ」や「バクマン。」などのヒット作を手掛けた大根仁がゴールデン・プライム帯のドラマで初めて脚本・演出を務めることでも話題を集めている。

瑛太をはじめ、深田恭子森田剛山口智子ら豪華出演陣と大根監督の強力タッグにより、さまざまな要素が相まった、まさに変幻自在な探偵ドラマとなっている。

このたび出演が決定した蒼井が演じるのは、謎めいた美人霊媒師の河合節子。ドラマの中盤から登場し、捉えどころのない独特な空気感で、瑛太演じる七瀬五郎(ゴロー)を翻弄(ほんろう)する。

素性や生い立ちは不明も、類まれな霊能力を駆使し、ゴローと共に事件解決に向けて奮闘する。一見、普通の女性のようだが、実は大きな秘密が? 

そんな蒼井は、2014年に放送された「MOZU Season2~幻の翼~」以来のTBS連続ドラマ出演となる。今回は霊媒師という奇特なキャラクターをどのように演じるのか、注目が集まる。

また、リリー・フランキーが演じるのはドラマ序盤の鍵を握る、裏社会に通じる出版社の経営者・南役。

南はおんぼろ出版社・サンライズ出版の経営者だが、大企業のトラブルやもめ事を処理するという裏の顔を持つ。普段はぐーたらの不良ジャーナリストだが、幅広い分野の情報に精通し、謎に満ちた美女・蘭子(深田)の過去をも知る数少ない人物の1人だ。

大根監督の“盟友”であり、同氏の作品常連でもあるリリーが、今作ではどのようなスパイスを加えるのか?

蒼井優コメント


途中からの参加で、なおかつせりふがたくさんあるので、皆さんに迷惑をかけないようにと非常に緊張しています。大根監督とは10年ぶりぐらいなのですが、特にブランクは感じず、わくわくして撮影に臨んでいます。

基本的に何を考えているか分からない霊媒師の役なのですが、大根さんから「今のはキュンときた。今のはキュンと来ない」とか謎のダメ出しが出るので、その辺のさじ加減を探りながら頑張っていきたいと思います(笑)。

リリー・フランキー


今の若い方たちはたぶん原作を読んだことがないと思いますが、僕らの世代はみんなが読んでいた漫画でした。それをいま、瑛太さんをはじめとする素晴らしい役者の皆さんが集い、時代を切り取るのがうまい大根監督が撮るわけですから、格好いいものになるだろうと確信しています。

今の若い方に「ドラマって面白いな」と思ってもらえたらうれしいですね。それにしても深田さんは本当にきれいでした(笑)。