仲野太賀主演「拾われた男」(毎週日曜夜10:00-10:45、NHK BSプレミアム)の第6話が7月31日に放送された。諭(仲野)と結(伊藤沙莉)は婚姻届提出直前にすったもんだの展開に。仲野と伊藤が見応えのある演技を見せた。(以下、ネタバレがあります)
本作は、俳優・松尾諭が自らの波乱万丈なサクセスストーリーを書いたエッセーをドラマ化。俳優志望の男・松戸諭が、他人に“拾われ”続けることで夢も恋も掴んでいくヒューマン・コメディ。
ウォルト・ディズニー・ジャパンとNHKエンタープライズの共同制作で、ディズニープラス向けのコンテンツとして日本国内の制作会社との初の共同制作作品となる。NHK BSプレミアムでの放送のほか、ディズニープラスのブランドコンテンツ「スター」で見放題独占配信(毎週日曜夜11時配信)される。
第6話は、京都での撮影が終わったら結にプロポーズしようと決めていた諭だったが、役にのめりこみ、相手女優(佐藤めぐみ)に恋してしまった。馬鹿正直にその悩みを吐露したことで結を大激怒させてしまった。
京都での撮影中に結宛てに婚姻届をサプライズで郵送し、帰京した翌日に区役所に出そうと手紙を書いていた諭。その帰りを楽しみに待っていた結が怒るのも無理はない。
前々回、前回に続き、またも仲野と伊藤の二人芝居が秀逸だった。
黙っていようと心に決めたはずなのに、口をついて出てしまったどうしようもなさと後悔でオロオロするばかりの諭。呆れ、いら立ち、抑えきれない怒りを抱え、冷凍餃子をおもむろに取り出して焼き始める結。
そんな諭と結の感情の動きが画面からあふれ出ていた。
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