吉田鋼太郎、ジャニーズWEST・小瀧望の芝居を絶賛「20代の俳優という枠には収まらないくらい上手」<刑事7人>

2022/08/10 15:00 配信

ドラマ インタビュー

吉田鋼太郎※2022年ザテレビジョン撮影

演じるキャラクター・片桐を分析


――新加入となった小瀧さんの印象を教えてください。

小瀧さんは芝居がうまいです! 相手のせりふをちゃんと聞くし、相手にせりふが掛かるし、緩急もあるし、スピードもあるし、20代の俳優という枠には収まらないくらい上手です。一緒に芝居をしていてすごく楽しいです! 打てば響きますし、投げた球はちゃんと全部返ってくるので、一緒のシーンになるのが毎回すごく楽しみです。

――路敏が加わったことで「変化」が起こりました。片桐はその変化をすぐに受け入れられたと思いますか?

片桐自体が個性的な「新専従捜査班」をまとめる役なので、「え?え?」と変化に戸惑っているとみんなをまとめられなくなってしまうので、世代の違いによる戸惑いはあるだろうけど、「まぁこんなもんだろう」とわりと流していますね。

相変わらず、拓海(白洲迅)をいじるのは楽しんでいると思います。拓海をいじらせてくれるのであれば、どんなに新しい人が入ってきても気になりませんという感じだと思います(笑)。

――拓海は愛されてますね(笑)。

そうですね。拓海は片桐をはじめ、みんなにすごく愛されてます!(笑)。

吉田鋼太郎※2022年ザテレビジョン撮影


――吉田さんとテレ朝ドラマと言えば「おっさんずラブ」「刑事7人」「監察官の一条さん」など個性的なキャラクターが多いですが、役作りに違いなどはありますか?

全然違います。台本が全部違うので、台本に合わせて役作りをしています。

――一条さんであれば「ゆるふわ」を売りとしていたかと思いますが、それぞれのキャラクターに参考にした人物や作品はあるのでしょうか?

一条は別に「ゆるふわ」を目指して演じていたわけじゃないんですよ(笑)。出来上がってきたら、「ゆるふわ」になっていただけなんです。監督から「ゆるふわでやってください」と言われたわけじゃないです(笑)。

撮影している時はそんなふうなキャッチコピーが付くとも思っていなかったですし、先ほども言いましたが、僕はどんな作品でも台本を基本としているので、台本に沿ったら一条というキャラクターが出来上がりました。

吉田鋼太郎※2022年ザテレビジョン撮影


――「刑事7人」と言えば夏ですが、吉田さんが毎年夏にやっていることは?

僕は犬を飼っているので、犬を水辺に連れて行って泳がせたりしています。あとは「サップ(=スタンドアップパドルボード)」という大き目のサーフボードのような板に犬と一緒に乗って、一緒に海を満喫しています(笑)。夏は毎年、それをやるのが楽しみです。

吉田鋼太郎※2022年ザテレビジョン撮影


――貴重なお時間ありがとうございました! では、最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。

「刑事7人」は、成熟してきた東山さん演じる天樹を中心に、みんなの軽い、温かい、柔らかいフットワークはそのままに、ちょっとだけ重厚になりつつあります。例えば一つの犯罪の中で、被害を受けてた人、被害を与えてしまった人、その双方にいろいろな理由があるので、どっちが悪いと決めつけるのではなく、双方の理由に寄り添う人間的な部分が大切に描かれています。

芝居も含め、シーズン8では少しだけシリアスな部分が前に出てくるといいなと思っています。その辺も含めて、ご覧いただければ感動していただけるのではないかと感じています。ぜひ、最後までご覧ください。