中島裕翔“正樹”と吉川愛“冴”の周りで鳴り響く不協和音が切な過ぎる<純愛ディソナンス>

2022/09/02 11:15 配信

ドラマ レビュー

吉川愛“冴”と向き合う中島裕翔“正樹” (C)フジテレビ

Hey! Say! JUMP中島裕翔が主演を務めるドラマ「純愛ディソナンス」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第8話が9月1日に放送された。互いへの思いに正直になる覚悟を決めた正樹(中島)と冴(吉川愛)。しかし、2人の周囲は不協和音のように、さらなるドロドロした展開を見せた。(以下、ネタバレがあります)

正樹「逃げるのはもうやめだ」


同作は、新任音楽教師と生徒として出会った新田正樹(中島)と和泉冴(吉川)の純愛を軸にストーリーが展開。タブーと背中合わせの純愛は、次第に周囲を巻き込み、やがて“ディソナンス=不協和音”となり、ドロドロな展開を生み出していく。

冴の同級生で共にシェアハウスで暮らす朝比慎太郎にHiHi Jets・高橋優斗、元国語教師で正樹の妻となった新田愛菜美に比嘉愛未、冴のアルバイト先であるアプリ会社の社長・路加雄介に佐藤隆太がふんする。

第8話は、正樹は愛菜美との離婚を決意し、「いまの自分にケリをつけたら必ず迎えに行くから」と冴に告げる。「逃げるのはもうやめだ」という正樹の言葉を信じた冴も、付き合い始めたばかりの慎太郎に別れを告げ、謝罪した。

正樹が義父に離婚と辞職を願い出るが…


正樹は愛菜美の父であり、勤める会社の社長である賢治(光石研)に、離婚の報告と辞表を出す。賢治は“お別れ会”を提案し、その場で仕事のプロジェクトで正樹が出した損害を告げ、離婚届か辞表か受け取れるのはどちらか1つだと言う。

離婚届を選択した正樹に愛菜美はショックを受けるが、正樹は4年前に自分を救ってくれた愛菜美に感謝し「大事な人だから、もう、うそはつけない」と語った。

すると、賢治は離婚を認めるのは5年後で、その間に跡取りの子どもを作ることを条件に出す。そんな父親の姿に愛菜美はワインを浴びせかけ「私を駆け引きに使わないで」と怒り、離婚届にサインをして出て行った。

しかし、賢治は正樹に「こんなことで俺から逃げられると思ってないよな」と捨てぜりふを吐くのだった。