「直虎」高橋一生、藤井フミヤとのコラボに興奮『熱が出ちゃいそう』

2017/05/30 20:01 配信

音楽

ゲストとして登場した高橋一生、新井美羽、花總まりが「直虎」への思いを語ってくれた

6月10日(土)にNHK総合で放送される「大河ドラマ『おんな城主 直虎』コンサート ~戦う花・直虎の愛~」(昼5.00‐5.55)の公開収録が行われ、ゲストに「直虎」に出演する高橋一生花總まり新井美羽が登場、会場を盛り上げた。

「直虎」ゆかりの地である静岡・浜松にある「アクトシティ浜松 中ホール」で開催された今回のコンサートのテーマは「戦う花・直虎の愛」。大河ドラマ「おんな城主 直虎」(毎週日曜夜8.00‐8.45ほか、NHK総合ほか)で、直虎(柴咲コウ)を取り囲む人々の思いをセントラル愛知交響楽団の演奏で表現するとともに、ドラマのハイライトを高橋の語りで振り返った。

また、視聴者代表ゲストとして登場した藤井フミヤは、オーケストラをバックに「TRUE LOVE」「Another Orion」などを披露し、さらに、高橋と共に「Little sky」をコラボレーションして歌い上げた。

イベント終了後、藤井とデュエットすることになった高橋にその心境や、オーケストラの演奏に合わせて曲を披露した花總、新井に今回の感想を聞いた。

――コンサートに出演されたご感想を教えてください。

花總:緊張もしたんですけれど、直虎ゆかりの地で「大河ドラマ」のコンサートに出ることができて幸せでした。

高橋:僕は藤井フミヤさんのファンなので、そのフミヤさんと一緒に「Little sky」を歌うことができてうれしかったですね。お客さんと一緒に会場で見ていたかった素晴らしいコンサートでした。

新井:オーケストラの音楽に合わせて「竜宮小僧のうた」を鼻歌で歌うのは、とても難しかったけれど、初めてのことなので楽しかったです。

――お客さんの反応はどうでしたか?

花總:本当にお客さんが楽しんで聞いてくださっているのが伝わってきて、とても温かったです。

新井:私が歌っている時、みんな笑顔で聞いてくれていて、こっちまで笑顔になってしまいました。

高橋:コンサートにこういった形で参加させていただくのは初めてのことでした。そして、客席が明るいのでお客さんの顔がずっと見られるんですよね。呼吸が分かるんですよ。「楽しんでくださっているな」ということを肌で感じることができるんです。なのでそれを見て、こちらの気持ちも乗ってくるという新鮮な体験をさせていただきました。

――藤井フミヤさんとコラボレーションして歌った感想は?

高橋:これ、後からじわじわと来るんでしょうね。「熱が出ちゃう」みたいな感じです。今はまだ事の重大さに気付いてないんですよ。最初はフミヤさんと目が合った時に「わー! フミヤさんだ」って舞い上がってしまいました。放送は永久保存ですね(笑)。

フミヤさんとのコラボレーションは何の打ち合わせもしていなかったんですが、フミヤさんがリードしてくださったので、伸び伸びと歌わせていただきました。僕の中ではリーサルから何の問題もなかったんですが、どうでしょうか(笑)。

――花總さん、新井さんは、高橋さんと藤井さんのコラボレーションをどんなふうに聞いていましたか?

花總:モニター越しにしっかりと聴き入っていました。自分の歌が終わっていたので、緊張から解き放たれた一人の観客として楽しませていただきました(笑)。

新井:二人の歌が始まったら、モニターの前に猛ダッシュしました!

――高橋さんはお2人の歌をどのようにお聞きになりましたか?

高橋:客席の最前で見たかったですね。花總さんの圧倒的な歌唱力と、美羽ちゃんが歌う「竜宮小僧のうた」をを聞いて、ドラマの切なさなどがフラッシュバックしてしまって、ざわざわと鳥肌が立ちました。

――政次目線で聞いた藤井フミヤさんの曲の印象はどうでしたか?

高橋:袖で聴かせていただいた記憶が塗り替えられちゃった感じ「Another Orion」にしても「TRUE LOVE」にしても、ずっと聞いて育っているんですが、記憶が塗り替えられた感じです。政次のことを考えて聞いていると、政次の直虎に対しての気持ちが伝わってくるようで、別の新しい曲に聞こえてきました。

――3人は現在、「おんな城主 直虎」とどのように向き合っているか教えてください。

花總:本当に面白いので、この作品に出ていたんだという喜びが大きいですね。撮影していた日々が、もう懐かしく感じてもしまうのですが。

新井:「直虎」が始まる10分前にはテレビの前に家族で集まって“ガン見”しています(笑)。

高橋:まず、美羽ちゃんに“ガン見”してもらえるよう今後の撮影を頑張りたいですね。「直虎」の共演者たちとは不思議と初めから呼吸が合っているので、このまま走り抜けられたらと思います。