第1話は――
15歳の時、詐欺被害に遭った父が起こした事件をきっかけに家族を失った黒崎高志郎(平野紫耀)は、詐欺師への復讐を決意し、詐欺師のみをだます詐欺師“クロサギ”に。表向きはアパートの大家をしており、父をだました詐欺師・御木本(坂東彌十郎)にたどり着くべく、この世の詐欺師を一人残らず喰い尽くすことを生きる目的としている。
黒崎は下町の甘味処「かつら」に通い、詐欺師たちの情報を得ている。そこにいるのは、表向きは甘味処店主、裏では詐欺師界のフィクサーである桂木敏夫(三浦友和)。黒崎は、過去の事件をきっかけに、この桂木から詐欺師として飼われている。
ある日、詐欺被害者である吉川辰樹(船越英一郎)の元を尋ねる黒崎。辰樹の娘・吉川氷柱(黒島結菜)は黒崎が詐欺師だと分かると猛反発するが、吉川家がだまされた手口を聞いた黒崎は、ふたをしてきた過去の記憶がよみがえる。
そして、今回の詐欺師が家族のあだである御木本につながる手掛かりになるのではと、黒崎が動き始める。
――という物語が描かれる。
公式ホームページなどで見ることができる予告動画では、冒頭から七変化する黒崎が登場。しかし、その後一人家に佇む黒崎の表情は“無”に近く、この男の闇深さがひしひしと伝わってくる。
その後、「ダメだって、詐欺師なんか信用しちゃ」と怒り声の氷柱を筆頭に、桂木、神志名(井之脇)、白石(山本)らキャスト陣が続々と映る。また、桂木の「あいつは俺のこと憎んでる」という声や、雨の中、黒崎が傘もささずに叫ぶ場面も。
動画は、「あんたをだましたシロサギ、俺が喰ってやるよ」という黒崎のせりふで幕を閉じる。予告動画を見たファンからは「七変化が楽しみ」「予告だけでゾクゾク、ハラハラ、ドキドキ…心臓持つかな」「30秒に黒崎の葛藤や苦しみが詰まっていて胸が締め付けられました」などといった声が上がっている。
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