<silent>ハンバーグ、コンポタ…“ぽわぽわ”な思い出を残した川口春奈“紬”と鈴鹿央士“湊斗”の別れ

2022/11/04 15:11 配信

ドラマ レビュー

「silent」第5話より (C)フジテレビ

川口春奈主演の木曜劇場「silent」(毎週木曜夜10:00-10:54)の第5話が、11月3日に放送された。紬(川口)が湊斗(鈴鹿央士)から別れを告げられ、2人は3年間の恋人関係を解消することになった。想(目黒蓮)との再会によって生じた別れ。しかし、湊斗から浴びた優しさが紬の心にしっかりと染み込んでいたことが伝わる描写の数々に視聴者も涙が止まらない様子だ。(以下、ネタバレが含まれます)

毎週Twitterトレンドランキングを席巻!

真剣に話をする紬(川口春奈)と湊斗(鈴鹿央士) (C)フジテレビ


今作は『フジテレビヤングシナリオ大賞』受賞作家である生方美久の完全オリジナル作品。主人公・青羽紬(川口)が、本気で愛するも別れることになってしまった高校時代の恋人・佐倉想(目黒)と8年の時を経て偶然、再会。そこに待ち受けていた現実と向き合いながらも寄り添い、乗り越えていこうとする姿を描く。

放送後は毎週、Twitterのトレンドランキングも関連ワードで埋め尽くされる状態。今週も世界トレンド1位の「#silent」をはじめ、「湊斗くん」「紬ちゃん」「佐倉くん」など主要人物の名もずらり。「ハンバーグ以外」や「ポニーテール」という、紬と湊斗の関係性から出てきたワードも並んだ。

湊斗は優しさの中に不安を抱えていた

“主成分は優しさ”という男性、それが湊斗である。紬がそう称していた。湊斗は高校時代から紬のことをずっと好きで、想と紬のことも「仲の良い友達と、すごく好きな人」が付き合うのを“うれしい”と感じられるような人が湊斗だ。

湊斗と紬のなれ初めは、卒業後に想と別れた紬と同窓会で再会したとき。心をすり減らして働く紬を心配した湊斗が話を聞いてあげると、疲れ切っていた紬はよく寝てよく食べるようになった。湊斗は紬の心をコーンポタージュの缶で温めたり、一緒においしいハンバーグもいっぱい食べた。パンダがゴロゴロする動画を見てほっこりし合うこともあった。気付いたら一緒にいるようになったカップルのようだが、湊斗としては恋が実ったという大きな幸せの中に少し苦しさを感じることもあったようだ。

「私、本当に別れたくないんだけど」と気持ちを伝える紬に、「正直、ずっと不安だった」と答えている。“自分よりも想のことが好きなのだろうな”、“ずっと想の代わりでしかないかもな”という思いが消えることはなかった湊斗の前に、想が現れたことで、身を引く決意を固めてしまった。

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