松本死刑囚(片岡正二郎)の再審請求が棄却され、責任を感じたチェリー(三浦透子)が自殺を図る。しばらくすると、拓朗(眞栄田郷敦)らも特集の続編を制作することを禁じられ、抗えない大きな力に脅威を感じた恵那(長澤まさみ)は、制作中止の理由も問わぬまま、上層部の決定を静かに受け入れる。だが、世間の反響が大きく視聴率も良かっただけに、拓朗はどうしても納得できない。
行き場のない正義感をまとった拓朗は、単独で、事件の目撃証言をした西澤正の身辺を調べ始める。すると、西澤がかつて、事件のあった八頭尾山のふもとの町に住んでいたことが判明。さらに現地で聞き込みを続けると、西澤の息子・健太の親友だという男が現れ、西澤の新たな顔が浮かび上がってくる。そこに、わずかな望みをかけた拓朗は、男を介して、ある人物に接触を試みることに。
一方の恵那は、元恋人の斎藤(鈴木亮平)と再び良好な関係を築き始めていた。その矢先、同期で報道部の滝川雄大(三浦貴大)から、斎藤が警察に多大な影響力を持つ、とある大物政治家と親密な関係であることを聞かされる。
――という物語が描かれる。
公式HPなどで見ることができる予告動画では、「八頭尾山の特集は正式に中止が決定しました」と番組の会議で告げられ、拓朗が「なんでですか?詳しい理由を教えてくださいよ」と詰め寄る。しかし、その後のカットでは、いつも威勢のよかった拓朗が生気が無い様子で、ひげも伸ばしたまま、髪もボサボサの姿になっている。
また、「権力者が絡んでるってこと?」という恵那の声も聞くことができる。
「エルピス―希望、あるいは災い― 」第5話は、11月21日(月)夜10:00よりフジテレビ系で放送。
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