田辺誠一が、2023年放送スタートの大河ドラマ「どうする家康」(夜8:00-8:45ほか※初回は15分拡大、NHK総合ほか)に出演することが発表された。松本潤主演、古沢良太が脚本を務める同ドラマは、誰もが知る徳川家康の人生を新たな視点で描く、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。
田辺は、“冴えわたる知略・戦略・策略”の穴山梅雪(信君)を演じる。武田氏の一門・穴山家の当主である穴山梅雪は、武田信玄(阿部寛)からの信頼厚く、抜群の知略を生かし、外交戦略のエキスパートとして活躍。武田軍の駿河侵攻においては、先兵として今川家の切り崩しを行い、のちに徳川家や織田家と対峙することになる、という役どころだ。出演にあたり田辺がコメントを寄せた。
――役柄説明を読んで、演じる人物の印象はいかがでしょうか。意気込みとあわせてお聞かせください。
甲斐の国、武田家を守るために忠義を尽くしたいと思います。阿部寛さん演じる信玄公の圧倒的な存在感、その求心力で風林火山の旗の下、武田家の結束力を感じています。
――これまでの大河ドラマのご出演で、印象に残っていることはありますか?
「青天を衝け」(2021年)で尾高惇忠を演じましたが、「徳川慶喜」(1998年)で演じた事がある藤田小四郎が敵対する立場として出てきて、向こうの気持ちも分かるので不思議な気持ちでした。
――古沢作品の魅力や好きな作品があれば教えてください。
「ALWAYS三丁目の夕日」(2005年)に泣かされました。
ダイナミックに時代が動く中で、一人一人の人間が何を大切にしているか、守るために戦わなければいけない切なさ、それぞれの正義のぶつかりが楽しみです。
――共演が楽しみな方がいらっしゃいましたら教えてください。
松本さん岡田さんをはじめ、大好きな俳優陣が集まっているので共演するのが楽しみです。みんなで作品の世界を作り上げ、見てくださる方の心にいつまでも残る作品になればと思っています。
今回の発表は、大河ドラマ「どうする家康」公式Twitterにて行われており、田辺は、酒向芳、立川談春、大貫勇輔に続く4人目のキャスト発表となる。
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