【ひよっこ通信(11)】みね子、すずふり亭でも失敗続きでシュン

2017/06/12 07:00 配信

ドラマ

第61回/6月12日(月)放送


東京へ戻ったみね子は、大家さんにあいさつに行くことに(C)NHK


あかね荘に引っ越し、新しい生活が始まったみね子。早速、母・美代子(木村佳乃)が作ってくれたまんじゅうを持参して大家の富(白石加代子)にあいさつに行く。しかし、あかね荘の住人は、ちょっと変わった人ばかり。

クールな雰囲気のオフィスレディー・早苗(シシド・カフカ)に、漫画家志望の青年・啓輔(岡山天音)、そして以前道端で出会った大学生・島谷(竹内涼真)も話してみると一筋縄ではいかない人物のようで…。

第62回/6月13日(火)放送


みね子、制服姿もバッチリの初出勤(C)NHK


すずふり亭への初出勤の日。すずふり亭の裏にある広場で、みね子が秀俊(磯村勇斗)や元治(やついいちろう)と一緒に野菜の皮むきをしていると、中華料理店の店主・五郎(光石研)と妻の安江(生田智子)、和菓子店の柏木一郎(三宅裕司)と息子・ヤスハル(古舘佑太郎)らが次々とやって来る。

年始のあいさつもそこそこに、みんなが真剣な顔で店の仕込みをしている姿を見て、みね子は楽しくなってくる。

第63回/6月14日(水)放送


高子(佐藤仁美)にトレイの持ち方から何からいろいろと教わる(C)NHK


高子(佐藤)からホールの仕事を教わるみね子。トレイの持ち方、メニューや水の置き方など1つ1つ真剣にメモを取る。高子いわく「一度の動きでいかに効率よくできるかが鍵」だという。

鈴子(宮本信子)や省吾(佐々木蔵之介)、秀俊、元治とまかないの昼食をとるが、開店までの慌ただしさに付いていくのも精いっぱいのみね子。そして、いよいよランチタイムが始まる。

第64回/6月15日(木)放送


手いっぱいになってしまい、秀俊(磯村勇斗)の力を借りてしまう(C)NHK


ランチタイムのホールに入ったみね子は、一生懸命動くものの、あまりの忙しさに頭が真っ白になってしまう。秀俊が、出来上がった料理が運ばれないのを見かねて手伝ってくれるが、みね子は申し訳ない気持ちに。

ディナーまでの休憩時間、鈴子はみね子と高子、そして安江にも声をかけて柏木が切り盛りする和菓子店・柏木堂を訪れる。

第65回/6月16日(金)放送


省吾(佐々木蔵之介)は、休憩時間に自分のつらかった修行時代をみね子らに語って聞かせる(C)NHK


すずふり亭で働き始めて数日。みね子はまだまだ仕事に慣れず、料理もうまく運べずに落ち込んでいた。その様子を見て心配になった省吾は、休憩時間に高子と元治、秀俊らにも声をかけて、自分の若い頃のことを話し始める。

父はどんな人だったか、自分は外でどのような修行をしてきたのか。そこでは鈴子も知らなかったという、つらい経験も語られる。

第66回/6月17日(土)放送


同じあかね荘で暮らす早苗(シシド・カフカ)は、いつまでも起きないみね子にイライラ(C)NHK


すずふり亭で夜遅くまで働くようになり、みね子は朝起きるのが苦手になっていた。鳴り続ける目覚まし時計に早苗は毎朝起こされてイライラを募らせる。しかしある日、いつもの時間になっても目覚ましが鳴らず、気になってしまった早苗は思わぬ行動に出る。

翌日みね子が炊事場で早苗や島谷、啓輔たちと談笑していると、なぜか早苗と島谷のケンカが始まってしまう。

ひよっこ記者の裏ネタ


第10週で久々に実家に帰ったみね子。美代子や弟・妹たちとの再会はもちろんだが、茂じいちゃん(古谷一行)との再会もほほ笑ましいものだった。

そんな茂じいちゃんから見た、“孫”有村は「素晴らしいです!『こういうシーンだから、こうしてやろう』っていう意識をせずに作品を作っているところが、すごくいいと思います。ナチュラルに、自分が感じたことを芝居に出してくるんです。だから、リアリティーのある芝居になっていますよね」と、手放しで絶賛。

ヒロインということもあり、心配のつもりで「せりふが多くて大変だよな」って言ったことがあるという古谷。しかし、そこで返ってきた答えが「いや、じいちゃんの方が少ないせりふで表現しなくちゃいけないから、大変だと思う」と優しい言葉だったそう。

古谷もこれにはうれしくなってしまったんだってよ。そんな優しさあふれるやりとりが、今後も見られることを祈るほかねえべな。

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