『クロサギ』チーフ監督、16年の時を経て携わった作品への思いを語る「初めて黒崎のシーンを撮影した日に“イケる”と思った」

2022/12/23 07:00 配信

ドラマ

チーフ監督(第1、2、6、8、10話担当)・田中健太「すごく寂しい」


12月某日、ようやく「クロサギ」がクランクアップを迎えた。

思えば16年前、初めてドラマの現場に入り一番下っ端のADとして入った番組も「クロサギ」だった。右も左も分からない中、会社のなかで右往左往していたせいか、違う部署の人から“クロサギくん”なんてあだ名までつけられた。

そして今回16年の時を経てクロサギにチーフ監督として、携わらせていただいた。自分自身、思い入れのある番組だけに、不安やプレッシャーは大きかったが、初めて黒崎のシーンを撮影した日に"イケる"と思った。

そして、氷柱と出会い、桂木のシーンを撮影し、“絶対にイケる"と確信した。撮影が終わってホッとしたけど、もうしばらく黒崎たちと会えないと思うと、すごく寂しい。