高橋一生、橋爪功との親子役共演に「目の前で行われているヅメさんの芝居に感動」<6秒間の軌跡>

死んだはずの父親と暮らすことになる花火師の不思議な日常を描く、新感覚のホームドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」(毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系)。代々受け継がれてきた煙火店の家に生まれ、自身も花火師となった望月星太郎を高橋一生が演じる。

見落としがちな会話の根幹に何かが隠れています(高橋)

ドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」(テレビ朝日系)で主演の高橋一生撮影=富田一也


「脚本を担当する橋部(敦子)さんとは『僕らは奇跡でできている』(2018 年フジテレビ系)以来ですが、打ち合わせのときに、どうでもいいことを話しながら核心に迫っていくようなドラマを作れないかとお話しさせていただいて。それがとても反映されているドラマになっています。

一見、何のことを話しているか分からないような、日常的な会話の中に星太郎らの心が動く瞬間があるんですが、そっちのけで会話が進むのでどうしても見落としがちになってしまう。その会話の根幹に何が隠れていたのかが、2話先に出てきたりして…。ご覧になる方は諦めないで見ていただきたいです(笑)。そして、古き良き日本家屋で繰り広げられる物語を、この家、面白いなとのぞき見する感覚で見ていただけたらうれしいです」

お芝居で会話していくことがとても楽しい(高橋)

高橋一生は「古き良き日本家屋で繰り広げられる物語を、この家、面白いなとのぞき見する感覚で見ていただけたら」とメッセージ撮影=富田一也


突然亡くなるも、ある日幽霊として星太郎の前に姿を現す星太郎の父親・航を演じるのは橋爪功。橋爪が高橋と“ドラマを一緒にやりたい”と熱望したことから本作が誕生した。

「ヅメさん(橋爪)から言われたら断る理由はありません。ご一緒していて、お芝居で会話していくことがとても楽しいです。僕が昔から見ているから余計にそうなのかもしれないですが、目の前でヅメさんのお芝居が行われていることに感動を覚えているというか。楽しみながらやっている感じです」