――およそ千年前の華やかな京都を舞台に演じる楽しみについてお聞かせください。
過去2回の大河は戦国時代、重い甲冑を装着しての命懸けの合戦などありました。今回は平安時代の貴族、雅で華やかな衣装で文を遣り合うのかしら、と思いつつも脚本の大石さんのおっしゃる「セックス・アンド・バイオレンス」な切り口の平安時代が、危なっかしくて楽しみで仕方ありません。
――古都京都の印象や思い出はありますか?
京都は私の生まれ育った地です。紫式部の勤務地、京都御苑には、子どもの頃からセミ捕りに行ったりグランドで野球したりと。今も帰省した際の定番散歩コースの一つ。脚本の大石さんと初めてご一緒させていただいた作品が、2000年の“朝ドラ”「オードリー」。日本映画の地・太秦。やはり、京都が舞台でした。ご縁を感じます。そして、いよいよ文化庁も京都へ移転。国風文化が花開いた千年前の京都平安時代を生きられること、楽しみにしております。
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