神木隆之介が主演する映画「大名倒産」が6月23日(金)に公開。時代劇初主演となる神木らの場面写真9点が一挙に解禁された。
本作は、数々のヒット作を生み出しているベストセラー作家・浅田次郎氏の同名小説が原作。天下泰平260年の間に、藩の借金はなんと25万両(現在の価値で約100億円)に。当主は庶子の四男・小四郎に家督を継がせて隠居すると、ひそかに「大名倒産」で逃げ切りを狙う。何も知らずに大名家の家督を継いでしまった小四郎に残された道は、借金返済か切腹のみ。笑いと涙がてんこ盛りの人生逆転エンターテインメント。
神木が演じるのは、主人公・松平小四郎。いきなり殿になったと思ったら次々とピンチに見舞われる“巻き込まれ系プリンス”をコミカルに演じる。さらに杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、小日向文世、宮崎あおい、浅野忠信、佐藤浩市らが出演。監督は映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(2018年)、「老後の資金がありません!」(2021年)、「そして、バトンは渡された」(2021年)などを手がけた前田哲氏が務める。
この度解禁となったのは、人生最大のトラブルに巻き込まれた神木演じる小四郎と個性豊かな仲間たちの姿が切り取られた、計9点の場面写真。
勝村政信演じる幕府の役人に追われ困り果てる小四郎の姿をはじめ、佐藤演じる悠々自適な隠居生活を送る先代藩主で実父の一狐斎と小四郎が、腹の探り合いをするかのような表情で顔を近づけるコミカルなシーンも。藩を救う為に小四郎に「大名倒産」つまり計画倒産をするよう命令する父だが、何かを企む裏の一面が…その真意も気になるところだ。
さらに小四郎の腹違いの兄弟、松山演じる新次郎と桜田演じる喜三郎との仲睦まじい様子を捉えた3ショットも解禁。兄で松平家の次男・新次郎は、鼻垂れのうつけ者だが庭造りの才能は天才的。また頭に巻いた紫の病鉢巻が印象的な三男・喜三郎は、病弱だが頭のキレがよく、ユーモラスな感性の持ち主。真っ直ぐで明るいオーラを放つ新次郎と、相談相手として優しく寄り添う喜三郎に囲まれて並ぶ小四郎の笑顔から、二人は小四郎にとって、かけがえのない存在であることがうかがえる。
そのほか、小四郎が杉咲演じる幼なじみ・さよと何者かから全力疾走で逃げ回る姿、さらには宮崎演じる小四郎の母・なつや小日向演じる育ての父・作兵衛の姿に加え、浅野、小手、梶原善、カトウシンスケ、秋谷郁甫らが演じるクセ強な家臣たちも勢揃いしている。
※「宮崎あおい」の「崎」は正しくは「たつさき」
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