<どうする家康>制作統括・磯智明CP「家康の成長が試される、新たなフェーズに」三方ヶ原の戦いなど第2章に突入

2023/04/16 18:25 配信

ドラマ

松本潤が演じる徳川家康(C)NHK

松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第14回「金ヶ崎でどうする!」が4月16日に放送される。第14回より第2章に突入した同作の制作統括・磯智明チーフ・プロデューサーがコメントを寄せた。

圧倒的なスケール感で家康と信玄の直接対決を描く


前回(第13回)、徳川家康は将軍・足利義昭に謁見、室町幕府の末席に加わり、初めて日本や天下を意識しました。三河を平定するのに精いっぱいだった家康が、今後は天下をめぐる大きな争いに巻き込まれていきます。

金ヶ崎の戦い、姉川の合戦、そして三方ヶ原の戦いは、これまで大河で描いたことがない圧倒的なスケール感で家康と信玄の直接対決を描きます。

その後も大賀弥四郎事件、長篠設楽原の戦い、築山事件、武田討伐、本能寺の変、伊賀越えと歴史イベントが目白押し。戦国時代のど真ん中を家康とその家臣たちは駆け抜けていきます。

これからの家康の「どうする」は、一つ一つの判断が国や家の運命を左右する、多くの生命に関わるとてもシビアなものになっていきます。まさに人間・家康の成長が試される、新たなフェーズに入ります。

阿月(伊東蒼)を支える家康(松本潤)(C)NHK

個性あふれたタイプを意識して出演をお願いした


足利義昭(古田新太)や明智光秀(酒向芳)、浅井長政(大貫勇輔)といった新キャストも続々登場。家康が今まで遭遇したことがない、個性あふれたタイプを意識して出演をお願いしました。

また、信康(細田佳央太)、井伊直政(板垣李光人)、武田四郎勝頼(眞栄田郷敦)、五徳(久保史緒里)、亀姫(當真あみ)さんと次世代を象徴する役柄を、今をときめく旬な皆さんに演じていただきます。

今後も秀吉の家族や家臣たち、真田などの有力武将の登場が控えています。「試練は乗り越えるものにしか、与えられない」という言葉のように、家康の人生は試練と決断の連続。ますますスケールアップしていく「どうする家康」に、どうぞご期待下さい。

明智光秀(酒向芳)(C)NHK