4月23日(日)よりスタートする日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系※初回は夜9:00-10:19)の舞台あいさつが22日に都内で行われ、主演の福山雅治をはじめ、大泉洋、永瀬廉(King & Prince)、今田美桜、松尾諭、奥智哉、吉田羊、上川隆也が登壇した。
同作は、黒岩勉のオリジナル脚本で、事件を必ず終わらせる最後の切り札という意味で“ラストマン”と呼ばれる全盲のFBI捜査官・皆実広見(福山)と、皆実のアテンドを命じられた刑事・護道心太朗(大泉洋)が難事件に挑む姿を、1話完結で描く新時代の痛快なバディドラマ。
全盲という難役に挑戦する福山は「目の見えない状態を経験することもそうですし、どうしたら目の見えない人に見えるのかを、監督はじめスタッフの皆さんと一緒に作っていきました」とコメント。続けて「(現場に)ぱっと行って、ぱっとできるほど器用な俳優ではなく、役に落とし込むのに割と時間がかかるタイプなので、撮影に入る前から白杖(はくじょう)を持たせていただきました。自宅は間取りが分かっているので、目を閉じて白杖でコツコツとやりながら家の中を歩いていました」と、役作りについて明かした。
犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・心太朗を演じる大泉は「心太朗という役は、割とシリアスなんです。特に面白いことを言う役でもないので、私の新たな一面を見ていただけるのではないかと思います。乱暴なところもあるんですよ。乱暴な私って、あんまりイメージないでしょ?」と、客席にアピール。
すると、福山は「結構乱暴な言葉遣いをしています。台本に書いていないのに『ふざけんな、コノヤロー!』とか言って、この間も悪い人(役)に絡んでましたよね。そういうイメージがなかったので、ちょっとドキッとしました」と告白した。
大泉は「(役に)入っていましたね。ひょっとしたら僕の中にも乱暴な自分がいるのかもしれないと思って。今後は少しワイルドな感じで、タンクトップに革ジャンとか、トゲトゲやドクロが着いたものを着るとか、そういう感じでもいいのかな?なんて思いながら…」とコメント。そんな大泉に永瀬は「今僕のターンじゃないと思って遠慮していたんすけど、トゲトゲってなんすか!」と勢いよく突っ込み、会場を笑わせた。
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