会見の後半では、ファンからの質問にキャスト陣が答えるコーナーも。一日の“ラスト”に何をするかという質問に、福山は「お水を飲んでトイレに行きます」と回答。大泉から「もうちょっと何かありませんかね?」と突っ込まれると、「寝るまでにいろんなルーティンがあって、それが40分ぐらいかかる。でも、最後はトイレに行きます」と述べた。
一方の大泉は「娘の顔を見に行くかな」と回答。「小学校高学年になりますけど、(娘が)先に寝ていても『顔を見に来てね』って言うんです。そして、寝ている娘の眉間の所をこそこそこそって触ると、寝ているけど迷惑そうな顔をする」と明かし、父の顔をのぞかせた。
永瀬は「何やろ~?」と悩んだ末に「寝る前に動画サイトを見ることが多いですかね」と回答。大泉が「あーエッチなサイトね!」とうなずくと「寝る前に見ないでしょ。寝られなくなるじゃないですか。エッチなのじゃないです! 健全な…何を言わせるんですか(笑)」と、赤面しながら突っ込んだ。
大泉にペースを乱されながらも、永瀬は「最近は“1週間2000円飯”みたいな献立てを紹介する動画を見て『おなか空いたな』と思いながら寝ることが多いです」と回答。しかし、トークの薄さと客席の反応に「(大泉が)パンチ強いこと言ってもうたから、もうみんな頭に入ってない」と苦笑し、続けて「大泉さんとしゃべると毎回けがして帰るイメージがある(笑)」と振り返った。
警視庁捜査一課・佐久良班のメンバー・馬目吉春を演じる松尾は「大したことじゃないんですけど、ぬか床を混ぜることです。『おいしくな~れ』と言いながら混ぜています」と明かす。すると、福山は「松尾さんは健康に気を使っていて、健康のために四股を踏んでいるんです」と切り出し、「どこでも四股を踏むので、松尾さんの出番が終わって僕らの芝居が続いている時も、松尾さんはカメラには映ってはいないんだけど、僕らの目線の先で四股を踏むので、あれはやめていただきたい(笑)」と伝え、会場の笑いを誘った。
上川は、「必ず活字を目に入れてから眠ります」と回答。大泉が「エッチな漫画も…」と問いかけると、即座に福山が「今日の記事が全部エッチな話題になるのでやめてください」と大泉の悪ノリを制止。上川は「雑誌などを読んでいると、いろんなジャンルが入っていますので…」と真面目に回答した。
吉田は「自身の無敵だなと思うところは?」という質問に「方言で大泉さんを笑わせることです。大泉さんは私と福山さんが話す方言が大好きなんです。現場でよく『このせりふを方言で読んで』と言われます」と回答。
大泉は「犯人を追い込むシリアスなシーンのせりふを吉田羊ちゃんに久留米弁で言ってもらうのが好きなんです。申し訳ないのですが、久留米弁だと緊張感がなくなって面白いんです。それを見てゲラゲラ笑っていると、向こうから親分的な人が来て「(福山の口調をまねしながら)『何、また君、九州をばかにしてる?』と言われます(笑)」と笑った。
警視庁捜査一課・佐久良班のメンバー・長谷川壮太を演じる奥は「日々持ち歩いているものや、必ず食べるものは?」の問いに、柚子胡椒と回答。「朝昼晩、僕の食卓には必ず柚子胡椒があります。白米にかけたり、納豆にかけたり、柚子胡椒が最近のバディです」とほほ笑み、会場を和ませた。
最後に福山は「目が見える見えないにかかわらず、人は誰かに助けられて、誰かを助けて生きている。人と人とが助け合って生きていく社会、よりよい社会にするにはどうしたらいいのか、そういったところをエンターテインメントにしていくのが『ラストマン』のテーマでもあります。そういう部分も含めて、ドラマを楽しんでいただけたらうれしいです」と語り、イベントを締めくくった。
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