東出昌大が語る落語の滑稽味「これを知らなきゃもったいない!」

2017/07/26 06:00 配信

芸能一般 インタビュー

番組の冒頭では、東出昌大がテーマとなる落語の注目ポイントを語る(C)NHK


NHK Eテレで7月31日(月)より4回にわたって放送される「落語ディーパー!~東出・一之輔の噺(はなし)のはなし~」(7月31日、8月7日、21日、28日夜11:00-11:30)は、落語の楽しさと魅力を分かりやすく伝えるバラエティー。

毎回「目黒のさんま」などの名作落語を題材に、東出昌大と真打ち・春風亭一之輔、二ツ目・柳亭小痴楽柳家わさび立川吉笑と落語研究会出身の雨宮萌果アナウンサーが落語トークを繰り広げる。

芸能界で“落語マニア”として知られている東出にインタビューを行い、収録を終えた感想や、現代の“落語ブーム”への思いを聞いた。

【写真を見る】春風亭一之輔と初共演し、うれしそうな東出(C)NHK


これ以上ないくらい幸せな時間


―― 一之輔師匠と初共演されて、印象はいかがでしたか?

もともと一之輔師匠の落語が好きだったんです。今落語会において一之輔師匠は無二の存在なので、好きな落語家さんと、落語を紹介できる番組ができて、これ以上ないくらい幸せな時間でした。

――収録を終えていかがですか?

落語家の方々は、芸に関することはなかなか話しづらいと思うのですが、この番組に関しては皆さん口を割ってくださって。たくさん話してくださるので、一之輔師匠も二ツ目さんたちの熱意や、勢いを見ながらすごいニヤニヤしていらっしゃいましたね(笑)。

――観覧の方々の反応はどうでしたか?

1回目の収録は、お客さんがみんな落研(落語研究会)の子たちだったんです。

落語家さんたちは、自分たちが落研だったときに「俺の方がうまくはなしができる」と学生ながらに思っていたらしくて(笑)。だから「落研の客は1番嫌だ」って、この前仰っていたんです。

2回目の収録は落語をあまり知らないお客さんも多かったので、収録を楽しんでいただけていればいいなと思いますね。