松本潤が主演を務める現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)に、松本若菜、森崎ウィン、原菜乃華が出演することが発表された。古沢良太が脚本を務める同ドラマは、誰もが知る徳川家康の人生を新たな視点で描く、一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。このたび、出演にあたり松本若菜、森崎、原がコメントを寄せた。
大河ドラマ2回目の出演となる松本若菜は、“側室にして同志、信頼厚きパートナー”阿茶局を演じる。武芸をたしなみ、家康(松本潤)が数々の戦にも同行させた、美しさと才覚を兼ね備えた側室。もとは武田家臣の娘で、秀忠の後見役も務める。豊臣家との最終決戦の際には、重要な交渉役を担う、という役どころだ。
さらに、大河ドラマ初出演の森崎は、“関ケ原に遅れてきた二代将軍”徳川秀忠を演じる。幼名は長丸。家康と於愛(広瀬アリス)の間に生まれ、信康(細田佳央太)亡き後、両親のもとで嫡男として大切に育てられる。母に似て大らかで、明朗快活な青年だが、家康にとっては物足らないところもある、という役どころ。
そして、同じく大河ドラマ初出演の原が演じるのは、“豊臣と徳川をつなぐ最愛の孫娘”千姫。秀忠と正室・江の長女で、家康にとっては目に入れても痛くない最愛の孫娘。太閤・秀吉(ムロツヨシ)の遺志に従い、7歳で秀吉の嫡男・秀頼に嫁ぐ。徳川と豊臣の架け橋としての重責を負う。
――演じる人物の印象はいかがですか?
松本若菜:私の印象としては、強くて家康に深い愛情を持っている女性です。家康亡き後も後継人を任されるほど、家康そして徳川家からの信頼が厚く才覚があるところにフォーカスが当たりがちですが、それだけではなく、家康を側室として支えた阿茶局の多彩な表情を深い想いで演じたいと思っています。
森崎:当時の戦国武将の中でも秀忠は比較的柔らかくて、家臣からの信頼も厚い人だったのではないかと思います。しかし、武将としては力強さに欠ける部分もあるのかなというイメージです。今回途中から参加するということもあり、ストーリー的にだんだん空気が重くなっていると思うのですが、秀忠が登場することで一瞬ふっと雰囲気が明るくなればいいなと思います。秀忠は僕と近いところがあるのかなと勝手に親近感が湧いているので、僕の中に秘めている明るさだったりを役を通して出していけたらいいなと思っております。
原:初めての時代劇で初めての大河ドラマでもあるので、とても楽しみでもあり、緊張もしています。千姫は、時代に翻弄(ほんろう)され、波乱の人生を歩んだというイメージがあります。穏やかさやかれんさの中にもブレない芯のある強い女性だと感じたので、千姫の魅力を精いっぱい表現出来るよう頑張ります。
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