菅野美穂が主演を務め、10月にスタートするドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)に、鈴鹿央士、木戸大聖、田中哲司の出演が決定した。同ドラマは、2023年の「第27回手塚治虫文化賞」で頂点となる「マンガ大賞」に輝いた入江喜和氏の「ゆりあ先生の赤い糸」(講談社)。泥臭くも生き生きと躍動し始める、平凡だけど力強い主婦・ゆりあを菅野が演じ、とてつもない底力を秘めた令和の新ヒロインが、鮮烈な新風を吹き込む。
田中哲司が演じる、ゆりあの夫・伊沢吾良。一発当てた後は鳴かず飛ばずの小説家でありながら、優しさは天下一品。常に穏やかで、平和な空気を漂わせるが、その裏には長年連れ添ったゆりあですら、まったく想像の及ばなかった“別の顔”があった。
突然ホテルで昏倒し、意識不明の要介護状態となった吾良の傍らには、泣きながら“恋人”だと名乗る美青年がいた。これだけでは終わらない、あろうことか吾良を「パパ」と呼ぶ2人の女の子と、その母親である吾良の彼女までもが出現してしまう。
田中が思わず「僕自身もドキッとしてしまうかもしれません(笑)」と言うのが、吾良が昏倒した際に一緒にいた“彼氏”=箭内稟久を演じる鈴鹿央士。冷たく感じるほど周囲とは距離を置く、超クールなイケメン・稟久。
彼の吾良に対する愛はとてつもなく熱く、吾良のことを「ゴロさん」と呼び、ゆりあや吾良の“彼女”の前でも堂々と愛情を露呈する稟久。そんな一途な美青年を、鈴鹿が演じる。