初めは監督になる気がなかった南雲だが、山住と次第に越山高校野球部のメンバーを支えていくことになる。
鈴木:華さんとの共演は4回目。どんなお芝居をしても受けてくれるので、自由に気を使うことなく、セッションしているような感覚でやらせてもらっています。フィーリングが合うってありがたいです。
黒木:鈴木さんはお芝居の中の遊びを一緒に楽しんでくれて、演じていて私もすごく楽しいです。また一緒にできると知ったときは本当にうれしかったです。
鈴木:家族じゃない役は初めてだね。
黒木:不思議な感じ。鈴木さんの役に対しての掘り下げ方が丁寧なのは変わらずで、やっぱりすごいなと思いました。でも久しぶりにお会いしたら、年を取られましたね(笑)。
鈴木:取ったねぇ~!
黒木:お芝居に対しては熱いですが、普段のたたずまいが落ち着いたというか、丸くなった気がします。
鈴木:華さんが俳優として素晴らしいのは相変わらずですが、笑顔が増えた気がする。年齢を重ねていくと、いい意味で適当になるんですよね。
黒木:力を抜くところが分かってきたのかもしれないです。
今回、2人が演じるのは高校教師。
鈴木:自分が教えるならこうしたいなというビジョンみたいなものを前から持っていたんです。クイズ形式にしたり、誰かが言っているようなせりふにすると生徒が楽しんで覚えられるんじゃないかと考えてみたりして。当時、こう教えてくれたら頭に入ったのにと思っていることが結構あります(笑)。
黒木:私は何回か教師役をやらせていただいているのですが、今回は家庭科の先生。野球が大好きで猪突猛進なところもありますが、どこか柔らかい雰囲気は出していけたらと思っています。同じ教師役でも作品によって全然違うなと思います。
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