最後に登場したのは、10月15日(日)スタートの日曜劇場「下剋上球児」(毎週日曜夜9:00-9:54 ※初回は夜9:00-10:19)から、鈴木、黒木、井川、小日向の4人。同作は、教師の夢を捨て切れず32歳で大学に再入学して高校教師になった南雲脩司(鈴木)が廃部寸前の野球部の顧問になり甲子園を目指す姿を描く、ドリームヒューマンエンターテインメント。2018年に三重県の公立高校・白山高校が甲子園に初出場するまでの軌跡を描いた『下剋上球児』（(カンゼン／菊地高弘 著）にインスピレーションを受け企画され、登場する人物・学校・団体名・あらすじはすべてフィクションで描かれる。
『TOKYO MER～走る緊急救命室～』以来、2年ぶりに日曜劇場で主演を務める鈴木。「やっぱり日曜劇場は本当にスケールが大きいんですよ。今回もスタジアムをお借りして、何千人のエキストラの方にも集まっていただいて。開会式も再現したり、すごいドラマになっています」とアピール。
また、「日曜劇場、これまでもいろんなスポーツのドラマがありましたが、今回は『最愛』や『アンナチュラル』などを作り上げてきたチームが作っているので、今までの日曜劇場とはテーストが違う作品になっていると思います。『こんなふうに野球を描くんだ』『こんな種類の感情がスポーツから得られるんだな』と思っていただけるドラマになっていると思います」と解説。続けて、「熱い先生が生徒を引っぱっていくというイメージがあると思うんですが、僕の役は全然熱くなくて。生徒もダメダメだけど、1番ダメダメなのは先生。それでも野球が好きで、みんながだんだん成長していく」と明かした。
本作は、本格的な野球シーンも見どころのひとつ。キャストも、野球経験者の俳優を半年以上かけてオーディションし、中には甲子園出場経験者もいるという。南雲が教える三重県越山高校に赴任してきた野球好きな山住香南子役の黒木は「見ていて、元気も勇気ももらえますし、引っ張られて頑張ってしまうんです。スタッフ含めて、ひとつの野球チームみたいです」とコメント。さらに、「休み時間中もずっとノックされてます」と明かすと、鈴木は「みんなノックが好きなんですよ！ 1人が練習してたらみんなすぐ走ってきて」とうれしそうに語った。
最後に鈴木は、「『下剋上球児』、長く準備をしてきていよいよ始まります。泣いちゃうんですよ…。始めから三重の美しさもあるし、若いことだけじゃなくて生きているってすばらしいなと思ってもらえるドラマになっていると思います。スポーツが好きな人もそうじゃない人も全員が楽しめる、家族みんなで見ていただけるドラマになっていると思いますので、是非高校球児たちの成長を見届けて誰かのファンになってあげてください！」と熱く呼びかけた。
この記事の関連情報はこちら（WEBサイト ザテレビジョン）