店のスタッフたちは時生の姿を「かっこつけてる」と言い、桔梗も優しい雰囲気をまとっていた。ぎこちなさもある2人がどんな関係性なのか、時生の店のスタッフたちと同じように視聴者も2人の行く末を見守っていたが、2人の今の心配事は査子だ。
尾行に気付いて監禁した査子のスマホを使うミズキから連絡を受けた桔梗は、その場所が横浜スタジアムだと知って、時生と駆け付けた。査子は、ひと足早く誠司に救い出され、無事だった。
さて、無事だった査子は葵亭に戻ると、時生と桔梗が知り合ったのが、自分が高校生のときだと分かって「やっぱりね。怪しいなぁと思ってたんだよね」とその当時に感じるものがあったことを打ち明け、査子が無事でホッとしたスタッフたちは時生と桔梗の再会を改めて振り返り、アルバイトの細野(井之脇海)は「ただならぬ関係とは」と言い驚いていた。
時生と桔梗について判明したのはまだここまで。ただ、第5話で時生は密かに待ち人がいるソムリエールの梅雨美(桜井ユキ)に、「何年、時が過ぎようとも忘れられない人だっている」「無理に忘れる必要もないだろ。逆もまたつらいもんだぞ。連絡取ろうと思えば取れるのにそれができないというのは」と経験談のように語る場面があった。それが桔梗のことなのだろうか。
SNSでは、時生と桔梗の再会シーンに、演じている大沢と中谷がかつて共演したドラマ「JIN-仁-」(2009年、2011年、TBS系)を思い出すという声も。
まだまだ謎に満ちた物語だが、明かされてきたつながりがワクワクさせる。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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