<光る君へ>本郷奏多“師貞親王”強烈キャラが話題 「似合いすぎて…」トレンド入り反響で過去の名演にも注目集まる

2024/01/15 11:14 配信

ドラマ レビュー

本郷奏多、初登場から話題 「光る君へ」第2回より(C)NHK

吉高由里子が主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第2回「めぐりあい」が1月14日に放送され、のちに花山天皇となる師貞親王が初登場。強烈なキャラクターを持った“痴(し)れ者(愚かな者)”ぶりで注目を集めた。(以下、ネタバレがあります)

師貞親王役で本郷奏多が初登場


平安時代を舞台に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く「光る君へ」。大石静が脚本を務め、主人公・紫式部(まひろ)を吉高、紫式部の生涯のソウルメイト・藤原道長を柄本佑が演じる。

いよいよ成人したまひろ(吉高)と道長(柄本)が再会を果たした第2回。初回では子役が演じ、変人の片りんを見せていた師貞親王も、成長後の姿で登場した。

周囲からは“痴れ者”呼ばわりされるが…


幼い頃からまひろの父・為時(岸谷五朗)による漢籍の指南を受けてきた師貞親王。第2回では、為時がそんな親王の様子を兼家(段田安則)にため息交じりに報告するシーンの回想で初登場。

「相変わらず、勉学の成果まったく上がらず。昨日も、母親と娘の双方に手を付けたという話を、一日中お話になって…」という為時の説明通り、扇を足でもてあそびながらニヤニヤと「よく似た親子で…」と語る“痴れ者”ぶりで強烈なインパクトを残した。

終盤では、衝立の影から顔を出して為時に「内緒だけど俺、いよいよ帝になるみたいなんだ」とうれしそうな師貞親王。「とんだ好き者のように皆は言うが、俺だって見るところは見てるんだ」と自信たっぷりに語り、何かやってくれそうな只者ではない気配も漂わせた。