山本望叶“実々花”「私のメッキ、最強なので」 小林亮太“ケイタ”の言葉を胸に、自分らしさを見つける<アイドル失格>

2024/02/09 17:00 配信

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「アイドル失格」第4話より(C)BS松竹東急/KADOKAWA

山本望叶主演のドラマ「アイドル失格」(毎週土曜夜11:00-11:30、BS松竹東急/TVer・DMM TVにて配信)の第4話が2月3日に放送された。第4話では、実々花(山本望叶)がアイドルとしての“自分らしさ”について思い悩む様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)

「アイドル失格」とは


NMB48安部若菜によるデビュー小説『アイドル失格』(KADOKAWA)を実写化ドラマ化した本作。“アイドル×オタク”の禁断の恋を描いており、人気アイドルでセンターを務める主人公・小野寺実々花がある出来事をきっかけに、熱心なオタク・吉野ケイタと交流を重ねていく。

本作で実々花が所属するアイドルグループ「テトラ」のメンバーには、原作者の安部と同じNMB48のメンバー4人が抜擢。不動のセンター・小野寺実々花役にはNMB48の次世代ビジュアルエースと名高い山本望叶がドラマ初主演を果たす。そして実々花のライバル・一ノ瀬萌役を川上千尋が、ムードメーカーの空野あかり役を上西怜が、リーダーの川嶋サヤ役を泉綾乃がそれぞれ担当。また、実々花に“ガチ恋”するオタク・吉野ケイタ役は、舞台やドラマ、映画など多方面で活躍する俳優・小林亮太が演じる。

その他にも、ケイタの幼馴染・山田咲良役の美山加恋、ケイタのバイト先の店長・笹山健志役の本田博太郎、実々花と共演する人気イケメン俳優・立花廉役の内藤秀一郎に加え、塚本高史カミヤサキ池田努みやなおこ渋江譲二、青柳尊哉、大津尋葵宮下修司菊田万琴しずる(KAZMA村上純)、三浦マイルド石橋遼大(四千頭身)といった豪華な顔ぶれが勢揃い。2023年12月にNMB48を卒業した渋谷凪咲も、ゲストキャストとして出演する。

「アイドル失格」第4話より(C)BS松竹東急/KADOKAWA


作曲家・六車に言われた一言が実々花の心に刺さる


「テトラ」の新曲発売が決定し、作曲を担当する六車(塚本高史)に挨拶することになったメンバーたち。六車は次々とメンバーを褒める中、実々花(山本望叶)に「君のアイドルのメッキ完璧だね」と伝える。“笑顔の中に潜む危うさが刺激的”ということだが、腑に落ちない様子の実々花。

その夜、実々花がケイタ(小林亮太)の働く熱帯魚ショップから届いた図鑑を見ていると、そこには「分からないことはいつでも聞いてください!」というケイタからのメモが挟まっていることに気づく。実々花はそれを嬉しそうに水槽に貼り、しばらく熱帯魚を眺めていた――。

一方、実々花と距離が近くなり浮足立つケイタは、熱帯魚ショップの店長・笹山(本田博太郎)に、“もし実々花が熱帯魚ショップに通うところを見られたらスキャンダルになるかもしれない”と相談する。しかし笹山は、“推しのアイドルがバイト先に来ただけで、なぜただの大学生である自分が特別だと思えるのか?”と疑問を投げかけたうえで、「もっと現実を見つめなさいよ」と諭すのだった。

「アイドル失格」第4話より(C)BS松竹東急/KADOKAWA