<光る君へ>吉高由里子“まひろ”の心をかき乱す…柄本佑“道長”にハマる視聴者続出「色気がすごい!」

2024/02/24 20:40 配信

ドラマ レビュー

柄本佑“道長”「光る君へ」第4回より (C)NHK

吉高由里子が主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)で、藤原道長を演じる柄本佑に注目が集まっている。2月18日に放送された第7回「おかしきことこそ」では、“自分は振られた”と思っている道長が、ただただまひろ(吉高)を見つめる場面も。隠しきれない色気で視聴者をくぎ付けにし、「#光る君へ」がトレンド1位に躍り出た。(以下、ネタバレがあります)

道長、まひろのピンチに駆けつける


「源氏物語」を生み出した平安時代の女流作家・紫式部の人生を描く「光る君へ」。人気脚本家・大石静氏が脚本を務め、主人公・紫式部こと“まひろ”を吉高が演じる。そして、紫式部の生涯の“ソウルメート”となっていく藤原道長を柄本が演じている。

漢詩の会のあと、まひろに情熱的な恋文を送った道長。一方まひろは、母を殺した“ミチカネ”が道長の兄・道兼(玉置玲央)だと知ってしまい、「私は道長さまから遠ざからねばならない」と、心に決めた。

道長への思いを断ち切るため「何かをしなければ」と散楽用の“笑える話”を考え始めたまひろ。演目は大評判となったが、ネタにされた右大臣家の武者らが乱入し、大騒ぎに。そこに駆けつけたのが、道長だった。

柄本佑“道長”まなざしに込めた思い


その直前、従者の百舌彦(本多力)に「まひろさまにお届けした文…あれは要するに、駄目だったんでございますか」と尋ねられ、「振られた!」と遠い目をして答えていた道長。だが、乱闘の場にまひろを見つけると馬から降り、まひろの手をとって安全な場所へと逃げ込んだ。

「(散楽の演目を)私が考えたの」というまひろに、道長は「俺たちを笑いものにする散楽をか…そうか」と静かに語り掛け、ふと優しい表情になって一歩あゆみ寄り「俺も見たかったな」と、まひろを見つめた。互いの間にはミチカネを巡る複雑な事情が横たわっていて、恋文の返事もこなかった。それでもせめて、今この瞬間はただ見つめ合っていたい。そんな道長の切ない思いが伝わる無言の時間が流れた。

「光る君へ」第7回より(C)NHK