門脇麦が主演と務める「厨房のありす」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ)の第6話が2月25日(日)に放送される。同作はマイペースで人とのコミュニケーションが苦手な自閉スペクトラム症(ASD)の店主・八重森ありす(門脇)が、街の小さなごはん屋さん「ありすのお勝手」で、大好きな化学の知識を基に、おいしくて優しい料理を生み出すヒューマンドラマ。
「ありすのお勝手」にアルバイトとして転がり込む謎の青年・酒江倖生役を演じるのは永瀬廉。一見、すれていて無愛想な倖生だが根は心優しく、ありすの行動や言動に戸惑いながらも、徐々に寄り添い支えるようになっていく。
また、ありすの幼なじみ・三ツ沢和紗役には前田敦子。和紗は工務店の娘で地元では有名な元ヤンだが、幼いころからずっとありすのことを守ってきた。今はありすのお店でホール係として接客を担当しているが、第3子を妊娠中で、出産に合わせて代わりのアルバイトを探している。そこに現れる倖生に自閉スペクトラム症のありすとの接し方や独自のルールを教えていく。そして、家では息子2人を育てるしっかり者の母親として毎日奮闘している。
さらに、ありすの父親で有機化学を教えるゲイの大学教授・八重森心護を演じるのは大森南朋。3歳でありすを引き取り、大きく深い愛情でありすを見守り育ててきた“ゲイのお父さん”心護の思いとは。
「あの火事が事故じゃないこと、おまえは分かってるだろ」と詰め寄る心護(大森南朋)に「バレて困るのはお前だろ」と誠士(萩原聖人)は答える。2人を偶然目撃してしまった百花(大友花恋)。25年前の五條製薬の火事は事故じゃない…。ありす(門脇麦)の過去には、まだまだ秘密があるようだ。
そうとは知らないありすは、朝からやけに上機嫌。開店準備をする倖生(永瀬廉)の働きぶりを褒めちぎり、倖生を指導する和紗(前田敦子)にもお礼を言い、大嫌いな優作(前原瑞樹)にまで労いの言葉をかける。明らかにいつもと違うありすの様子に、倖生と和紗は首をかしげ、優作は気味悪がる。
すると、ありすはこれからは恋にも前向きになると宣言。そんな中、常連客の明里(金澤美穂)が泣きついてくる。会社の先輩・圭介(渡辺大知)とのデートは、告白できずに終わったらしい。圭介の気持ちを確かめもしないで落ち込む明里に、ありすは「そもそも好きってどういう気持ちなんでしょうか?」と問う。
ありすはみんなのことが好きだけど、“恋愛の好き”と“それ以外の好き”の違いが分からない。人は恋をするとどうなるの? 好きの違いを知りたいありすは、調査を開始。さらには、明里の恋に脈があるのか調べるために、倖生とカップルを装って、ある作戦を決行する。
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