ケイタから「お店で餌とかのプレゼントサービス始まったんだけど、良かったらこない?」とメッセージを受け取った実々花。しかしサヤの思いを聞いたことで、実々花は「ごめん、もう行けない」とだけ返信し、いつも以上にレッスンに気合を入れ始める。
一方、メッセージを受け取ったケイタは動揺を隠せない様子。「もともと勝手にガチ恋してただけでしょ」「前に戻っただけじゃん」と咲良に言われるが、「前に戻るって何?…無理かも。知っちゃったから」と切ない表情を浮かべていた。
そんな中、ケイタは友人のネギ(大津尋葵)から「彼女ができた」と伝えられる。1回目のデートで、ネギの“推し”である萌(川上千尋)の話ばかりしてしまい、その後断られ続けていたが、“告ってなかった”ことに気づき、思い切って告白したところ見事付き合うことになったという。そしてそれを聞いたケイタは、実々花に告白しようと決心するのだった――。
後日、緊張した面持ちでテトラのツーショット会へ参加したケイタ。実々花とのこれまでの思い出を振返りながら、徐々に列が近づいていく。
そしていざ自分の番になると、実々花はとびきりの笑顔でケイタを迎える。しかしケイタが何を話しても上手くかわされ、他の人と同じような対応をしてくる実々花。そこで、ケイタは意を決して「大好きです」と震えながら告白するのだが、実々花は「ありがとう、私も大好きだよ」とアイドルスマイルを崩さず笑顔で応えるのだった…。
実々花の対応にショックを受けたケイタ。ツーショット会の帰り道では、水族館で買った実々花とお揃いの“ペンギンのストラップ”を握りしめ、その場に立ちすくんでしまう様子が映し出されていた――。
次回予告では、落ち込むケイタに咲良が「試しに付き合ってみる?」と突然告げるシーンや、実々花がドラマで共演するイケメン俳優・レン(内藤秀一郎)とデートをするシーンが描かれている。波乱の展開が続く「アイドル失格」第8話は、3月2日(土)夜11時より放送される。
アイドルグループ「テトラ」のセンターを務める高校2年生の実々花は、アイドルとしての毎日に漠然とした違和感と不安を抱えていた。一方、夢や目標もなくいつも周りに合わせて生きている冴えない大学生・ケイタは、ある日知人に誘われたアイドルのライブで「テトラ」と出会い、実々花にガチ恋してしまう。
その後、「テトラ」のチェキ会で実々花と初めて話すことになったケイタだが、どういうわけか彼女に「死なないでね」と告げる。その一言が胸に刺さり、ケイタの存在が気になった実々花は、ファンとアイドルの垣根を超え、ケイタのバイト先である熱帯魚ショップへと向かうのだった…。
そしてケイタとの距離が縮まっていく中、ついに2人は水族館でデートをすることに。無事デートを終え、充実した表情を見せる実々花だったが、突如「テトラ」のメンバーであるサヤに“ケイタとの繋がり”を指摘されてしまう――。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
※しずる・KAZMAの「Z」は正式にはストローク付き表記
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