谷田部家を取り巻く激動の出来事もひと段落し、さながら“夏休み”のようなほんわか週を迎えた有村架純主演の連続テレビ小説「ひよっこ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。
8月14日からの第20週では、みね子(有村)が向島電機の乙女寮時代の仲間たちと再会し、豊子(藤野涼子)のクイズ番組での大活躍が描かれたり、久々に登場・由香(島崎遥香)との“月時計会議”が描かれたりと、本筋のストーリーというよりはサイドストーリー的な部分がメインに描かれた。
と言っても、このドラマに関してはどこかの高校野球の名門校じゃないが、“一人一役全員主役”のような面があるので、サイドもメインもねえべな! (広陵高校さん、ホントいい言葉ね!)
本作のあらすじを毎週紹介する連載「ひよっこ通信」。今回は第21週『ミニスカートの風が吹く』の第121~126回までの1週間をまとめて予習する。
その前に、ひよっこ記者が第20週で気になった人物は、古舘佑太郎演じるヤスハル&ヤスハルの歌が好きな(?)犬のリンちゃんだ。
三宅裕司演じる柏木一郎の息子・ヤスハルは、これまでも歌が好きだということ自体は描かれていたのだが、今回初めてじっくりとその歌声を披露した。
それも最初“月時計会議”で由香から「ヤスハルが…」「って、ヤスハルが…」と話題にされ、そのたびに差しこまれるというネタ的な扱いだったものの、マイク眞木の「バラが咲いた」を歌う姿が流れると、そのきれいな歌声にSNSが騒然となり、Twitterでは「ヤスハル」がトレンド入りするなど、大きな反響を呼んだ。
やっぱそこらへんは、活動休止したロックバンド・The SALOVERSのボーカルであり、最近では「2(ツー)」という新バンドも結成した本物のミュージシャンだけあって、さすがの一言だっぺ。
これには本作に“野良犬役”で登場のリンちゃんも「(ナンバー)ワン!」と吠えたくなるほど。いやまあ、カレは全然ほえねえおとなしい犬だけども。
ちなみにずっとヤスハルの周りで歌を聴いている姿に、視聴者からも「かわいい」との声が上がっていたリンちゃんは、NHKの番組に登場する「カワイイ動物」が厳選して投稿されているSNSアカウントにもひょっこり登場するなど、人気者なんだそう。何とも言えない表情でヤスハルを見上げるあたり、演技派だっぺ!
さて、第21週の「ひよっこ」はどんな感じなんだワン~?
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