放火事件と横領は同一犯か…門脇麦“ありす”と永瀬廉“倖生”が調べ始める<厨房のありす>

2024/03/17 06:00 配信

ドラマ

「厨房のありす」9話より(C)日テレ

門脇麦が主演と務める「厨房のありす」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ)の第9話が3月17日(日)に放送される。同作はマイペースで人とのコミュニケーションが苦手な自閉スペクトラム症(ASD)の店主・八重森ありす(門脇)が、街の小さなごはん屋さん「ありすのお勝手」で、大好きな化学の知識を基に、おいしくて優しい料理を生み出すヒューマンドラマ。

ありすを見守る個性的なキャラクターたち


「ありすのお勝手」にアルバイトとして転がり込む謎の青年・酒江倖生役を演じるのは永瀬廉。一見、すれていて無愛想な倖生だが根は心優しく、ありすの行動や言動に戸惑いながらも、徐々に寄り添い支えるようになっていく。

また、ありすの幼なじみ・三ツ沢和紗役には前田敦子。和紗は工務店の娘で地元では有名な元ヤンだが、幼いころからずっとありすのことを守ってきた。今はありすのお店でホール係として接客を担当しているが、第3子を妊娠中で、出産に合わせて代わりのアルバイトを探している。そこに現れる倖生に自閉スペクトラム症のありすとの接し方や独自のルールを教えていく。そして、家では息子2人を育てるしっかり者の母親として毎日奮闘している。

さらに、ありすの父親で有機化学を教えるゲイの大学教授・八重森心護を演じるのは大森南朋。3歳でありすを引き取り、大きく深い愛情でありすを見守り育ててきた“ゲイのお父さん”心護の思いとは。

これまでの放送では――


「倖生くんのお父さんは、横領なんかしていない…全部濡れ衣なんだ」。心護(大森南朋)の告白に、ありす(門脇麦)と倖生(永瀬廉)は驚き言葉を失う。9年前、五條製薬の研究所の所長だった晃生(竹財輝之助)は横領の罪をなすり付けられ、自ら命を絶ったというのだ。だとしたら、心護が「殺した」と言った意味は? 晃生が死を選んだワケは?  全てを知った倖生はショックを受ける。

倖生のことが心配で仕方がないありすは、なんとか励まそうと奮闘。一方の倖生は、和紗(前田敦子)に「元気よく振る舞ってみれば?」と言われて空回り。すれ違う2人は、初デートに出かけた水族館で、初めてケンカに。

そんな中、三ツ沢工務店に、虎之助(三浦綺羅)とクラスメートたちが社会科見学にやって来る。息子の前でいいところを見せたい金之助(大東駿介)は、腕のケガを隠して大張り切り。さらに、小学校の飼育小屋の建設を頼まれ、息子のためならと、1人で造り始めるが…。一方、蒔子(木村多江)の前には、横領事件の真相を知る人物が現れる。

好きな人の支えになりたいのに、空気が読めないし、気も使えない…。そんなありすが見つける答えは…? そして、25年前の火事と横領事件、2つの事件がつながり始める。