「私テトラ辞めます」ファンとの繋がりがバレた山本望叶“実々花”がアイドルを卒業宣言…<アイドル失格>

2024/03/21 17:00 配信

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カラオケで“ファンとの繋がり”を萌に詰められる実々花…


一方、テトラの4人はカラオケに来ていた。何となく重苦しい空気の中、萌(川上千尋)が実々花に、「何か私たちに話すことない?」「あんた、男いるでしょ」と切り出す。

実は、テトラの公式SNSに“実々花がファンと外で会っている写真”がDMで送られてきたようで、萌はそのことをマネージャーから聞いたのだった…。萌は「本当大嫌い」と言って、実々花に対する不満を爆発させる。

萌は実々花が事務所に推されてセンターになったくせに“私なんか”という顔をしているところが以前から気に食わなかったが、実々花の“テトラへの想いは本物だ”と思ってやってきたそうだ。しかし今回の騒動が決定打となり、「ふざけんなよ、マジで」と怒りをあらわにする。

そんな萌に対し、サヤ(泉綾乃)は「萌のその一方的な“アイドルど正論”に私たちがどれだけ気遣ってきたかわかってるの?」と反論するも、「私は実々花のためにアイドルやってるわけじゃないんだって!」と萌の怒りは収まらない。

そんな中、実々花は「ごめんなさい」と謝ることしかできず、「私テトラ辞めます」と咄嗟に口にする。これに対し萌も「勝手にしたら?」とカラオケ店を後にするのだった…。

ケイタに惹かれた理由を正直に話す実々花


実々花はマネージャーと今回の事態について事務所へ報告しに行き、2、3日休みをもらうことに。その間、テトラのメンバー・あかり(上西怜)が実々花に会いに来た。「あかりはアイドル好き?」と聞く実々花に対し、あかりは「アイドルよりもテトラが好きかな」と笑顔で答えた。

そして後日おこなわれたメンバーとの話し合いで、萌を含めたメンバーやマネージャーは「辞める必要はない」と伝えると、実々花はケイタと連絡を取るようになった経緯について話し始める。

当時、自分が小さい頃から憧れていたアイドル像と今の自分が違っていたため逃げたくなることが多く、そんな時にチェキ会でケイタに言われた「死なないでね」という言葉が気になり、バイト先に会いに行った…と。これを聞いたサヤは“逃げたくなるのは実々花だけじゃない”と諭し、萌は「申し訳ないと思うなら続けなよ、センターでしょ」と言い聞かせる。

その後、ケイタのもとにネギ(大津尋葵)から1本の電話が。それは「実々花、卒業するって」という衝撃の内容だった――。

次回予告では、咲良が“実々花とケイタの件をリークしたのは自分だ”と告白する様子が描かれる。また予告映像では、ケイタと会った実々花が涙を流すシーンが映し出されている。その涙の理由とは一体何なのか、第11話は3月23日(土)の夜11時から放送予定だ。

これまでのあらすじ


アイドルグループ「テトラ」のセンターを務める高校2年生の実々花は、アイドルとしての毎日に漠然とした違和感と不安を抱えていた。一方、夢や目標もなくいつも周りに合わせて生きている冴えない大学生・ケイタは、ある日知人に誘われたアイドルのライブで「テトラ」と出会い、実々花にガチ恋してしまう。

その後、「テトラ」のチェキ会で実々花と初めて話すことになったケイタだが、どういうわけか彼女に「死なないでね」と告げる。その一言が胸に刺さり、ケイタの存在が気になった実々花は、ファンとアイドルの垣根を超え、ケイタのバイト先である熱帯魚ショップへと向かうのだった…。

ケイタとの距離を縮める中、実々花自身も自分の存在意義を見出したりと、その存在は実々花の中で確実に大きくなっていき、2人は水族館デートををするなど距離を縮めていく。

しかしそんなファンとの“繋がり”がメンバーのサヤにばれ、芸能活動を頑張りたい実々花はケイタとの関係を断ち切る。そんな中おこなわれたテトラの“ファン感謝祭”。エースである実々花が1位から3位に転落したにもかかわらず、次の曲のセンターに選ばれたことで、メンバーの間にギクシャクした空気が生まれ、実々花に対してテトラファンからも批判コメントが寄せられるのだった…。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

しずるKAZMAの「Z」は正式にはストローク付き表記