小林亮太“ケイタ”「アイドルは続けなよ」…卒業を決めた山本望叶“実々花”にファンとしての想いを伝える<アイドル失格>

2024/03/29 17:00 配信

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「アイドル失格」第11話より(C)BS松竹東急/KADOKAWA

山本望叶主演のドラマ「アイドル失格」(毎週土曜夜11:00-11:30、BS松竹東急/TVer・DMM TVにて配信)の第11話が3月23日に放送された。第11話では、アイドル卒業を決めた実々花(山本)が再びケイタ(小林亮太)のもとへ会いに行く様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)

「アイドル失格」とは


NMB48安部若菜によるデビュー小説『アイドル失格』(KADOKAWA)を実写ドラマ化した本作。“アイドル×オタク”の禁断の恋を描いており、人気アイドルでセンターを務める主人公・小野寺実々花がある出来事をきっかけに、熱心なオタク・吉野ケイタと交流を重ねていく。

本作で実々花が所属するアイドルグループ「テトラ」のメンバーには、原作者の安部と同じNMB48のメンバー4人が抜擢。不動のセンター・小野寺実々花役にはNMB48の次世代ビジュアルエースと名高い山本望叶がドラマ初主演を果たす。そして実々花のライバル・一ノ瀬萌役を川上千尋が、ムードメーカーの空野あかり役を上西怜が、リーダーの川嶋サヤ役を泉綾乃がそれぞれ担当。また、実々花に“ガチ恋”するオタク・吉野ケイタ役は、舞台やドラマ、映画など多方面で活躍する俳優・小林亮太が演じる。

その他にも、ケイタの幼馴染・山田咲良役の美山加恋、ケイタのバイト先の店長・笹山健志役の本田博太郎、実々花と共演する人気イケメン俳優・立花廉役の内藤秀一郎に加え、塚本高史カミヤサキ池田努みやなおこ渋江譲二、青柳尊哉、大津尋葵宮下修司菊田万琴しずる(KAZMA村上純)、三浦マイルド石橋遼大(四千頭身)といった豪華な顔ぶれが勢揃い。2023年12月にNMB48を卒業した渋谷凪咲も、ゲストキャストとして出演する。

“ファンとの繋がり”をリークされ、卒業を決意する実々花


第10話で、ファンとのつながりがバレた実々花。そのリークはケイタの幼馴染・咲良(美山加恋)によるものだった。テトラのメンバーとマネージャーで話し合いが行われる中、実々花は「私は今のテトラにふさわしくない」とアイドル卒業を決意する。

一方、公式の発表で卒業を聞いたケイタは実々花に連絡を取るが、返事はない。そんな時、友人のネギ(大津尋葵)から内定をもらったことを聞き、ケイタ自身も現実を見つめ始める…。

その後、母親の早苗(みやなおこ)に卒業を伝えた実々花。早苗は“普通の学生生活を送ってほしかった”と伝える一方で、「アイドルしている娘の姿が、本当に誇らしかったよ」「よく頑張ったね」と話す。そして早苗から「後悔はないの?」と尋ねられた実々花は、涙を流しながら少し考えて「うん」と頷くのだった。

その頃、ケイタが帰宅すると、玄関前には咲良の姿が。咲良は“リークしたのは自分だ”と直接謝罪するが、ケイタは「咲良が謝ることじゃない」「そもそも自分が悪い」と淡々と答えた。

それに対して、「怒ってよ!」「私はケイタが何を失うかよりも、自分が何を得るかを重視したの」と告げる咲良。そして「私はケイタが好き」と告白するのだが、ケイタは「ごめん」と申し訳なさそうに謝る。そんなケイタに、咲良は「実々花ちゃんのこと、助けてあげて」と優しく伝えるのだった――。