<光る君へ>高畑充希“定子”の本格登場で視聴者驚き「どう見ても10代!」“夫”役は「カムカムエヴリバディ」にも出演の人気子役

2024/04/01 12:00 配信

ドラマ レビュー

仲むつまじい一条天皇(柊木陽太)と定子(高畑充希)「光る君へ」第13回より (C)NHK

吉高由里子が主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第13回「進むべき道」が3月31日に放送され、高畑充希演じる定子がいよいよ本格的に登場した。現在32歳にして当時10代半ばの定子を違和感なくチャーミングに演じる高畑に、視聴者からは驚きの声が上がった。(以下、ネタバレがあります)

一条天皇元服、定子が入内


「源氏物語」を生み出した平安時代の女流作家・紫式部の人生を描く「光る君へ」。人気脚本家・大石静氏が脚本を務め、主人公・紫式部こと“まひろ”を吉高が、彼女の生涯の“ソウルメート”となっていく藤原道長を柄本佑が演じている。第13回では、一条天皇(柊木陽太)が元服し、道隆の娘・定子が女御として入内する展開が描かれた。

「父上!母上!兄上の恋文を見つけてしまいました」と無邪気に登場した定子。兄・伊周(三浦翔平)とかわいらしいきょうだいげんかを繰り広げた。その後、定子は入内し、4歳年下の一条天皇の后に。変顔で一条天皇の緊張をほぐし、「お上のお好きなものをお教えください。お上のお好きなもの、わたしも全部好きになります」と優しく語りかけた。

幼き一条天皇、演じるのは“ちびジョー”


定子はこの時、14~15歳。一条天皇の最愛の妃となり、清少納言らが集う才気にあふれたサロンを作り上げる人物だ。

そんな定子の明るく聡明なキャラクターが伝わる入内シーン。演じる高畑は1991年12月生まれだが、もともと大きな丸い瞳が印象的な童顔であることに加えチャーミングな表情や少し高めの声色で、10代半ばの定子を違和感なく演じてみせた。

一方、“夫”となった一条天皇を演じているのはNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(2021年)で“ジョー”こと大月錠一郎(オダギリジョー)の幼少期を演じた柊木。2011年9月10日生まれの12歳で、ドラマ「最愛」(2021年、TBS系)では高橋文哉が演じた青年・朝宮優の幼少期を、「ミステリと言う勿(なか)れ」(2022年、フジテレビ系)では菅田将暉演じる主人公・久能整の幼少期も演じた実力派だ。「光る君へ」では、りりしい中にもあどけなさの残る少年天皇をチャーミングに演じている。