風間俊介“博嗣”、病気を乗り越える妻・中村映里子“レナ”と熱く抱擁し、感動を呼ぶ<アンメット ある脳外科医の日記>

2024/04/22 10:59 配信

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レナ「それでも女優でいたい。これが私だから」


レナは現状を改善するための手術を受けることを決意し、三瓶、そしてミヤビの執刀により手術は無事に成功する。

そして、レナはマネジャーでもある夫の江本博嗣(風間俊介)とライブ配信を行う。レナはカメラに向かって、たどたどしいながらも一生懸命にあいさつをする。レナは「もし、みなさんの前に立てなくても、それでも女優でいたい。これが私だから」と話し、「変身!」と出演していた戦隊もののポーズを決める。やりとげたレナを博嗣が抱きしめ、2人はしっかりと抱擁する。

その様子を見ていたミヤビは思わず涙ぐみ、三瓶が視線を送ると「すみません、覚えてないくせに」と照れ笑いする。三瓶は「記憶を失っても強い感情は忘れません。患者を助けたいと強く願えば、その思いを心は覚えているんです」と言ってミヤビの目を見つめ、「つながりましたね。川内先生の今日が明日に」と言う。笑顔で応えるミヤビの目には涙が光っていた。

健気なレナと彼女を支える博嗣の様子に応援したくなる気持ちが湧いてくる。感動するミヤビにはこちらも胸が熱くなった。

◆構成・文=入江奈々