<マウンテンドクター>杉野遥亮演じる"歩"のまっすぐ向き合う姿とリアリティ溢れる描写に反響続々の第1話がTVerで配信中

2024/07/18 18:00 配信

ドラマ

<マウンテンドクター>より(C)カンテレ

第1話見どころ(※以下ネタバレを含みます)


北アルプスの麓にある長野県松本市で生まれ育った宮本歩(杉野)は、ある大切な約束を胸に医師になった整形外科医で、11年ぶりに地元に戻り、信濃総合病院で整形外科医として働くことになる。しかし着任早々、院長の松澤周子(檀)から、整形外科と山岳診療科の兼務を命じられた。山岳診療科の仕事は、山で起きたケガや病気の対応、週1回の山岳外来の対応、さらに土日は山小屋での泊まり込みの診療もあるという。

初日から、遭難事故の怪我人たちを救護するため、戸惑いながらもヘリコプターに乗って現場まで向かった歩。現場では、登山用の装備とは思えない軽装の若者6人組が倒れていた。歩は、ケガを負った2人の応急処置を終え、病院へ搬送するよう救助隊に指示をするも、転んで胸を打ったという別の1人が、胸が痛いと苦しみ出す。患者の意識レベルが低下していくなか、原因がわからず歩が焦っていると、同じ病院で働く国際山岳医・江森岳人(大森南朋)が通りかかり適切に対応。彼から「現場に俺がいなかったら死人が出ていた」と言われてしまう。

その後、同級生で麻酔科医の村松典子(岡崎紗絵)から、江森の悪い噂を聞いた。元気な患者を病院に通わせて無駄な診察料を払わせ、その分自分の給料を上げている、というのだ。

ある日、江森が通院させていた患者の宇田(螢雪次朗)を見た歩は「問題ない」と判断し、趣味だという登山を許可したが、宇田が登山中に倒れ、一時、危険な状態に陥ってしまう。江森は金のためではなく、ペースメーカーの必要性を検討するために通院させていたのだった。

宇田がなぜ登山をするのか?その理由に気づいた歩は、ペースメーカーをつけても登山ができるようリハビリのメニューを考えた。歩の提案を突っぱねる江森に「目標をなくして簡単に生きられるほど、人は強くないと思うんです!」と訴えた。歩は宇田のリハビリに寄り添う。

歩が医師を目指したのは、山登りの楽しさを教えてくれた医師で兄の翔(時任勇気)の死がきっかけだった。山岳診療科で患者や医師と向き合ううちに、国際山岳医を目指して留学することに。

そこから一年の時を経て、歩は山岳医の国際認証を取得し、信濃総合病院に戻ってくる。そして松澤から、山岳医療チーム・通称MMT(Mountain Medical Team)のメンバーに任命されるのだった。ところが、江森がある理由でMMTのメンバーから外されていたことを知る……。

<マウンテンドクター>より(C)カンテレ