玉山鉄二“鈴木”、櫻井翔“清家”と涙の決別「この先、何が起きたとしても君のことは忘れない」<笑うマトリョーシカ>

2024/08/06 19:11 配信

ドラマ レビュー

鈴木(玉山鉄二)は清家(櫻井翔)から突然の決別を告げられる(C)TBS

水川あさみが主演を務める金曜ドラマ「笑うマトリョーシカ」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第6話「政治家母VS秘書…黒幕からの衝撃の鉄槌」が8月2日に放送された。清家(櫻井翔)がついに官房長官に。しかし、それは秘書・鈴木(玉山鉄二)にとって大きな運命の分かれ道でもあった。(以下、ネタバレを含みます)

人間の欲望と謎が絡み合うヒューマン政治サスペンス


同ドラマは、日本推理作家協会賞や山本周五郎賞など数々の受賞歴を持つ早見和真が2021年に発表した同名小説が原作。抜群の人気を誇る若き政治家と有能な秘書の“得体の知れない不気味さ”に気付いた新聞記者が、彼らを取り巻く黒い闇に迫るヒューマン政治サスペンス。

印象的な笑顔とリベラルな言動で人気を集め、未来の総理候補との呼び声も高い若き政治家・清家一郎と、そんな彼を支える有能な秘書・鈴木俊哉。その2人の奇妙な関係を暴こうと、新聞記者である道上は、彼らの隠された過去を探っていく。

道上の社会部時代の先輩記者・山中尊志を丸山智己、道上の後輩記者・青山直樹を曽田陵介、道上の元夫・旗手健太郎を和田正人が演じる他、謎の女役で高岡が出演。

さらに、清家と鈴木の福音学園時代の同級生・佐々木光一を渡辺大、大手新聞社社会部の敏腕記者だった経歴を持つ道上の父・兼高を渡辺いっけい、清家の実父で、官房長官を務めた経験もある有力代議士・和田島芳孝を加藤雅也、明るく前向きで肝がすわっている道上の母・香織を筒井真理子が演じている。

清家が実父・和田島がかつて就いていた役職・官房長官に


秘書の鈴木(玉山)が暗躍し、官房長官のスキャンダルが週刊誌に掲載された。それによって若くて人気のある清家が新しい官房長官に任命された。

鈴木は清家を利用してやろうという気持ちを持ちながら、高校の時から清家のブレーンになり、影の存在としてサポートしてきた。清家を生徒会長にしたのも、代議士にさせたのも、自分がいないと清家は何もできないと思い、鈴木なりの戦略を練って清家をこの地位まで押し上げた。…はずだったが、清家が官房長官になったことで、鈴木にとって思いがけない状況になっていった。