玉山鉄二“鈴木”、櫻井翔“清家”と涙の決別「この先、何が起きたとしても君のことは忘れない」<笑うマトリョーシカ>

2024/08/06 19:11 配信

ドラマ レビュー

「笑うマトリョーシカ」第6話より(C)TBS

“鈴木”から“俊哉くん”への変化


27歳で清家が代議士になり、清家の秘書を鈴木が務めることになった時、鈴木からの提案で、“先生”と“鈴木”と呼び合うようになった。

官房長官に正式に決まり、鈴木が「おめでとうございます」と握手を求めると、清家は握手ではなく鈴木を抱きしめ、「ありがとう、俊哉くん。やっと2人でここまで来たな」と、“俊哉くん”と呼んだ。

うれしさが仕事の関係性を越えたから、思わず名前で呼んでしまったのだろう。と思っていたが、もしかすると、それは大きな変化の予兆だったのかもしれない。

この時点でも、鈴木は「俺がいないと清家は何もできない」と思っていて、“影の支配者”として清家をコントロールできていると確信していた。

鈴木の隠していた過去が週刊誌に掲載される


官房長官の就任会見で、清家は鈴木が書いた通りの内容を話した。しかし、会見が終わろうとした時、「いい機会ですので、私の個人的な考え方というか…」と言って、在留外国人へのヘイトスピーチへの取り締まり強化を切り出した。

予定になかった発言に鈴木は焦ったが、道上(水川)は清家の母・浩子(高岡早紀)がこのことに強く執着していることが分かっていたので、清家は母親にコントロールされていることを確信した。

ここで大きな事件が発生。前官房長官は鈴木がスキャンダルを週刊誌にリークしたことで失脚したが、今度は清家の秘書・鈴木の隠していた過去が週刊誌によって暴かれてしまう。そこには、鈴木が「BG株事件」の主犯とされていた人物の息子であることが明かされていた。