岡田准一がブルース・リーさながらの格闘でテロリストを撃退<SP>

2024/08/16 18:00 配信

ドラマ レビュー

「SP 警視庁警備部警護課第四係」(C)フジテレビ

8月1日からFODで岡田准一主演ドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」(2007年、フジテレビ系にて放送)が配信中だ。第2話からは1話あたり36分のコンパクトでスピーディーな展開(第1話は時間拡大)が魅力で、サブスクで一気見するのにちょうどいいアクションドラマである。病院内大爆破シーンも盛り込まれ、まるでハリウッド映画のような迫力満点の第3・4話を紹介する。 (以下、ネタバレが含まれます)

テロリストが病院を占拠…相棒の笹本が拘束される


FODでは、人気のフジテレビドラマを続々と配信する「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」を開催中。2007年放送の「SP 警視庁警備部警護課第四係」は、後に「SP THE MOTION PICTURE 野望篇」(2010年公開)と「SP THE MOTION PICTURE 革命篇」の劇場版まで公開された人気シリーズである。

第3話の副題は「テロリストを排除せよ」、第4話は「元総理を救出せよ」。いずれも第2話から続くストーリーである。

大和病院で手術中の加藤元首相(露木茂)を狙い、金田(北村有起哉)ら6人のテロリストが病院を占拠した。SPとして加藤を警護中だった井上(岡田准一)は、笹本(真木よう子)と順番に食事をとろうと病院を一度離れるが、胸騒ぎを感じて引き返す。すでに院内ではテロリストたちが笹本を拘束し、患者や病院関係者を武器で脅して1階ロビーに集めていた。

やがて大和病院の占拠は警視庁にも伝わり、緊急会議が開かれる。会議場に呼ばれた尾形(堤真一)だが、公安部から井上や笹本が情報を流したのではないかと疑う声があがり警護課が捜査から外されたことに憤るも、西島理事官(飯田基祐)に指示されて現場へ向かうことに。

金田は加藤の自宅に電話をかけ秘書を呼び出すと、身代金を株の売買で支払うように命令する。ロビーではテロリストの動きを観察しながら、ナース長・富永(深浦加奈子)から笹本の居場所を聞き出していた井上が動き始める。