訓練生時代の井上は「あいつを理解して使いこなせる上司がいないだろう」と言われていたが、尾形は自分のいる警護四係に呼び寄せ、運命が大きく変わった。尾形が「新入りだ。かわいがってやってくれ」と仲間に紹介し、所属したばかりの井上が目をキョロキョロさせながら勤務する姿はどことなく可愛い。
警護対象者を命懸けで守る仕事のSPにおいて、井上の危険察知能力は何よりも頼りになる。どんな相手にもひるむことなく挑んでいく身体能力も素晴らしく、尾形の目に狂いはなかった。第9話以降、井上の両親刺殺事件に関連した緊迫感高まるストーリーとなっていくため、この第8話はファンにとって少しほっとできるような、主役のルーツを感じられる尊いストーリーである。
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