松重豊が「劇映画 孤独のグルメ」ワールドプレミアに登場「見終わった後はおなかがすくと思うので覚悟してください」

2024/10/05 16:04 配信

映画 会見

「劇映画 孤独のグルメ」が「第29回釜山国際映画祭」に正式出品(C)2025「劇映画 孤独のグルメ」製作委員会

韓国語で感謝を伝えワールドプレミアは終了


その後、会場を埋め尽くすファンと一緒にワールドプレミア上映を鑑賞した松重。本作のワールドプレミア上映は、ほぼ満席の会場で実施。たびたび笑いが起き、時においしそうな料理へのリアルなため息が漏れるなど、会場は盛り上がった。松重も監督として、観客のその反応を肌で感じた様子で、作品が観客の元へ届く様子を見守る。

上映終了後は、松重に観客から大きな拍手と歓声が巻き起こり、それに対し松重も大きな声で「カムサハムニダ!」と感謝の言葉を叫び、笑顔で会場を後にした。降壇後、「韓国の皆さんに見てもらえてよかった!カムサハムニダ!」と本作への手応えを話した松重。監督として初めて映画祭に参加し、忘れられないワールドプレミアになった様子だった。

スケジュールの合間には釜山で観光とグルメを楽しむ


映画祭公式行事の合間に釜山を観光した松重は、2020年にオープンした韓国南部・海雲台(ヘウンデ)のLCTランドマークタワー内にある人気展望台「釜山 X the sky(プサン・エックス・ザ・スカイ)」を訪問。

釜山で1番目に高いこの展望台は、標高441.6m、100階建てのフロアから釜山の海や山、市街地を一望できる人気スポット。松重は展望台から望む絶景を眺めたり、床が強度ガラスで作られた「ショッキング・ブリッジ」の上から地上を見下ろしたりと、釜山の新名所を楽しんだ。

また、韓国を代表するビーチ「海雲台(ヘウンデ)ビーチ」も訪れ、つかの間のリラックスタイムを堪能。そして、「孤独のグルメ」と言えば欠かすことができないのは、“おいしい料理”。

海雲台ビーチの近くにある、1910年代に発祥したとされる歴史ある市場「海雲台(ヘウンデ)伝統市場」にも足を運んだ松重。「まずは胃袋の意見を尊重したい」という井之頭五郎のように、食べてみたい料理を探し求め、新鮮な食材や出来立ての惣菜の並ぶ屋台や、韓国伝統料理を味わえる店が立ち並ぶ市場内を散策。

最終的には“ムルトック”(餅をおでんの出汁で煮た釜山名物料理)や、市場でも人気のハチミツをかけたアイスなど、釜山グルメを存分に満喫していた。

また今回、登場人物が総出演する90秒の最新予告映像も解禁。内田、磯村、村田、ユ・ジェミョン、塩見、、オダギリの7人の豪華キャスト陣が総出演している。

千秋()と一郎(塩見)から“スープ探し”の依頼を受け、フランス、韓国、日本と世界中を駆け巡ることになる様子が映し出されている。

「劇映画 孤独のグルメ」が「第29回釜山国際映画祭」に正式出品(C)2025「劇映画 孤独のグルメ」製作委員会