【試写室】「トットちゃん!」松下奈緒の“絶妙”な歌声&ドヤ顔がじわじわくる

2017/10/01 10:00 配信

ドラマ コラム

松下奈緒が絶妙な歌声を響かせる(C)テレビ朝日

「ルールル ルルル ルールル ルルル~」

あ、決してキツネを呼んでいるわけではなく、もはや日本一有名な平日昼のテーマソング「徹子の部屋のテーマ」だ。

なぜ唐突にそんな導入になったかというと、「徹子の部屋」(毎週月~金曜昼0:00-0:30、テレビ朝日系)の“主”黒柳徹子の半生を描くドラマ「トットちゃん!」が、10月2日(月)からスタートするからだ。

各局で放送されているドラマやバラエティー、アニメなどを事前に完成DVDを見て、独断と偏見とジョークに満ちたレビューで番組の魅力を紹介する、WEBサイト・ザテレビジョン流「試写室」。今回はその「トットちゃん!」(テレビ朝日系)初回を取り上げる。

同ドラマでは、40年以上の長きにわたって「徹子の部屋」の司会を務め、常にエンターテインメント界の第一線で活躍を続けてきた黒柳とその家族の激動の昭和史が描かれる。ことし4月に誕生したテレビ朝日系の“帯ドラマ劇場」”枠で、「やすらぎの郷」に続く第2弾作品となる。

全国ネットの連続ドラマ初主演となる清野菜名黒柳徹子を、W主演の母・朝を松下奈緒、父・守綱を山本耕史が演じ、幼少期の徹子役に豊嶋花が起用されている。このドラマで初めて明かされる黒柳の恋物語、国境を越えた恋が描かれることも話題を集めている。

昭和4年11月、門山朝(松下)は東京の叔父夫婦、井上宏(高田純次)、えつ(八木亜希子)の家に下宿して「東洋音楽学校」で声楽を学んでいた。

だが、北海道原乃町で医院を営む朝の父・周通(佐藤B作)は年末には朝を呼び戻し、青年医師・児玉久興(本多力)と結婚させ、後を継がせる心づもりだった。そんな中、朝は帝都交響楽団が主催する第九演奏会の合唱団に参加することとなり、コンサートマスターの黒柳守綱(山本)と出会う…というのが初回のストーリー。