ヒロイン・てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)が、“ロミオとジュリエット”さながらの恋模様を繰り広げている連続テレビ小説「わろてんか」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。
こっそり会う2人に、“ギョロ目の鬼さん”こと、てんの父・儀兵衛(遠藤憲一)が怒り狂うなか、母・しず(鈴木保奈美)は儀兵衛とてんの仲を何とか取り持とうと尽力している。おっとりとした天然キャラの奥様ながら、聡明さを兼ね備えた、しずを演じる鈴木保奈美のインタビューを紹介する。
──“朝ドラ”への出演は今回が2作目ですが、出演が決まった時のお気持ちは?
ずっと現代劇ではないものに出演してみたかったですし、京ことばを話す役を演じてみたかったので、とてもうれしかったです!
以前、連続テレビ小説「ノンちゃんの夢」(1988年)に出演した時はまだこの仕事を始めたばかりで、プロデューサーとディレクターの違いすら分かっていませんでした。とにかく夢中だったせいか実はあまりよく覚えていないので、今回は撮影が始まるのがとても楽しみでした。
──しずはどんな女性だと思いますか?
とにかく朗らかで前向きな人です。京都のいいとこのお嬢様で、きっと、そんなに苦労せず育っているんじゃないでしょうか。
お店のこともお家のことも、母親のハツ(竹下景子)さんにきっちり仕込まれていて、自分自身にも、生家の藤岡家にも誇りを持っていると思います。
ある意味では、怖いもの知らずで、何が起きても動じないし、笑顔で受け止めて笑顔で返すような、まっすぐなキャラクターですね。
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