2日連続の刃傷沙汰!?「あさが来た」との不思議な共通点【わろてん情報室(5)】

2017/11/02 11:45 配信

ドラマ

連続テレビ小説「わろてんか」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)の見どころや裏ネタを、全26週にわたって紹介している本連載。

5回目となる今回は、キーワード「第5週」をピックアップ! それではさっそく、行ってみよう。

これまでのあらすじ


京都の薬種問屋に生まれたヒロイン・てん(葵わかな)。旅芸人をしていた藤吉(松坂桃李)と出会い、やがて恋に落ちるも、長男・長女同士である2人の結婚はとうてい認められるものではなかった。

てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)は駆け落ちすることに(C)NHK


そんな2人が決断したのは、「駆け落ち」。だが、大阪にある藤吉の実家・北村屋に行くと“いけず”な姑(しゅうとめ)・啄子(鈴木京香)が待ち構えており、てんは女中さながらの扱いを受けることに。

大阪にある藤吉の実家・北村屋では、“いけず”な啄子(鈴木京香)が待ち構えていた(C)NHK


しかし、北村屋に多額の借金があることが判明し、事態は急転。番頭をはじめ使用人たちが次々と店を去り、北村屋は窮地に陥ってしまう。

さらに藤吉が悪徳業者に騙されたことで、北村屋は店と土地を担保にしたまま、莫大な借金を背負うことになる。

全く“笑えない”展開に


第5週はひたすらに、シビアな場面が続いている。11月1日放送の第27回では、店をこっそり抵当に入れていた藤吉に、啄子が日本刀を振りかざしたところでフィニッシュ。そして翌2日(木)放送の第28回では、店にやって来た高利貸しを前に、藤吉が手斧を振り上げたところで「次回へ続く」となった。

まさに目も当てられない事態へと突き進んでいる北村屋。ここから本作の大軸である「寄席の経営」にどう移行していくのか、目が離せない展開となっている。