2018年1月よりスタートする瀧本美織主演の帯ドラマ劇場第3弾「越路吹雪物語」に、元宝塚歌劇団のトップ娘役・咲妃みゆが出演することが分かった。
同ドラマは、圧倒的な歌唱力と表現力で日本中を魅了した戦後の大スター・越路吹雪(瀧本)の一代記。
越路が「落ちこぼれ」と言われた宝塚時代から、木南晴夏演じる希代の作詞家・岩谷時子との運命的な出会い、戦争を乗り越えた2人が二人三脚でトップスターへと駆け上がっていく軌跡を、昭和という激動の時代を背景に誰もが耳にしたことのある名曲とともに紡ぐ。
2010年に宝塚歌劇団に入団した咲妃は、月組配属後、入団から4年後の2014年に雪組へ組替えし、雪組トップ娘役に就任。
輝かしい経歴を持ち人気を博すも、ことし7月の東京宝塚劇場「幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!」公演で惜しまれつつも退団した。
今作で映像デビューとなる咲妃が演じるのは、同じく宝塚歌劇団娘役トップで雪組出演の多かったスター・乙羽信子。
乙羽は宝塚歌劇団での越路の同期生で、自由奔放な越路のことを面白がりつつも、早織演じる月丘夢路と共に面倒を見るという役どころだ。
咲妃は、「舞台とは全く違うことばかり日々学ばせていただいております。運命なんて言うとおこがましいのですが、(乙羽に関する)色々な資料を拝見していく中で、本当に魅力的な方だなと思っております。越路さんにとっての乙羽さんがどんな方だったかを考えて演じたいと思います」と心境を明かした。
さらに、市川由衣、尾美としのり、濱田マリ、原日出子、宮崎美子ら豪華キャストの出演が決定しているほか、ヒットドラマや映画など数多く手掛けている龍居由佳里が脚本を担当。激しくもきらびやかな人生を駆け抜けた越路吹雪を、生き生きと描きだす。
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