波瑠と鈴木京香が初タッグを組んだドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)。
本作は、麻見和史の警察小説を原作に、肉体派熱血刑事の朋(波瑠)と、文字フェチの頭脳派刑事・理沙(鈴木京香)がバディを組み、文字や文章を糸口に未解決事件の真相を追うミステリードラマだ。
今回、警視庁捜査一課の強行犯係に所属する、朋の同期の刑事・岡部守を演じる工藤阿須加に、作品への思いや見どころについて語ってもらった。
―工藤さんが演じる岡部守について教えてください。
波瑠さん演じる矢代朋とは同期の刑事で、臆病なところもあるのですが、まだ少し背伸びをしている“若手刑事”です。矢代にはライバル心を抱いているのですが、どこかで矢代のことが気になっている。まだ何も矢代へのアクションは起こしていませんが、そういった部分でも臆病なところが出ているかもしれません。
鈴木京香さん演じる理沙さんとは、対立するシーンもあります。岡部は、実力がある人間は認めるのですが、文書解読というものをまだ信用しきれていないので、理沙さんを見下している面もあります。そこが岡部の悪いところでもありますね。
――共演者の方々の印象はいかがですか?
波瑠さんとは今作で3回目の共演で、「BORDER 衝動」(2017年、テレビ朝日系)では刑事役として共演させていただきました。年齢も同じで、変に気を遣う必要もないですし、いい空気感でお芝居をさせていただける女優さんです。
先輩刑事役の光石(研)さんとはプライベートでもお会いしたことがありますし、公私ともにかわいがってくださるので、撮影現場でもご一緒させていただいて落ち着きます。
光石さんや、同じく先輩刑事役の山内(圭哉)さんのお芝居を拝見して、引っ張ってもらいながら僕も自由に演じさせていただいています。沢村(一樹)さんや波瑠さん、そして僕たちのチームで多少の対立はありますが、事件を解決したいという思いは同じなので、そこがドラマの面白みにもつながっていると思っています。いい意味でフラットな状態で撮影に臨ませていただいているので、とても心地よい現場です。
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