放送中の大河ドラマ「西郷どん」(毎週日夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)、連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)が公式SNS上で展開している“コラボ企画”にじわじわと反響が起こっている。
「西郷どん」は57作目の大河ドラマ。鈴木亮平主演で、下級武士として生まれながら江戸幕末の激動の時代を駆け抜けた西郷吉之助(隆盛)の生涯を描く。一方、「半分、青い。」は連続テレビ小説第98作。永野芽郁をヒロインに、岐阜で生まれたあぶなっかしくもバイタリティ―あふれる少女・楡野鈴愛が成長し、東京で漫画家として奮闘する「東京・胸騒ぎ編」を現在放送中だ。
そんな両番組がSNSを通じて“コラボ”を行ったのは6月30日。この日、「西郷どん」「半分、青い。」の“座長コラボ”として鈴木と永野がともに役衣装で仲良く肩を並べた貴重な2ショットが公開され話題に。そして実は、2ショットと同日にアップされた“もう一つのコラボ投稿”も注目度をあげているのだ。
そもそものきっかけは、「半分、青い。」の岐阜ことば指導を行う俳優・尾関伸次が岐阜放送局ご当地サイト上で展開していた「使える!岐阜ことば講座」企画。
ここに、“番外編”として「西郷どん」の薩摩ことば指導を行う“ツン吉”こと俳優・田上晃吉と“ゆうほ”こと持永雄恵が登場。
尾関が口にする岐阜ことば「ぶっといて」「まわし」とツン吉が口にする薩摩ことば「おっさん」が“他県民には伝わらない”という、やせるせなくも微笑ましい状況を描いたミニコント風動画を、30日に公開した。
これに呼応して、「西郷どん」公式Instagram&Twitterでは尾関(岐阜ことば)とツン吉(薩摩ことば)が標準語をお国ことばに変換する速さを競う“朝ドラ×大河 方言ファイト”動画を公開。
この“方言ファイト”、標準語のフレーズを尾関とツン吉それぞれが脳内でお国ことばに変換し「先に口に出せた方が勝ち」というシンプルなルールだが、表現のプロ同士のアツい戦いに“主審”ゆうほも加わった3人の仲のよさ、お国ことばの語感の面白さもあいまって、動画の注目度はじわじわとアップ!
InstagramとTwitterでは違う動画がアップされているのだが、例えばTwitterの方では「表参道をあっちこっち歩き回って疲れました」という言葉を方言に変換するという勝負があり、これに勝ったのは薩摩ことばのツン吉。
「表参道いっぺこっぺさるきまっせだれもした」という、“表参道”以外はまったく違ったことばになってしまった。
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