20世紀が終わろうとしていた2000年12月31日に起きた「九頭竜商店殺人事件」は、当時タバコ屋店主だった中澤皐月(鷲尾真知子)が、「右頬に大きな青いアザがある男を見た」と“うその証言”をしたことによって、誤認逮捕が生まれ、そのまま事件は迷宮入りとなっていた。
ある日、海老沢(田辺誠一)が捜査にあたり、すでに犯人も逮捕されていた資産家殺人事件について、交番に「犯人は別にいる」と女性が証言しにやってくる。
その女の正体は、18年前にうその証言をした皐月で、さらに“右の頬に大きな青いアザがある男”だと訴える。
犯人がすでに捕まっていることから、対応にあたった野々村拓海(白洲迅)は皐月を帰らせるが、そのことを聞いた片桐は「俺はその女を、ずっと探してたんだ…!」と言い、皐月のもとへと向かう。
しかし皐月は路上で倒れ病院に緊急搬送されてしまう。
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