今回「手紙」がドラマ化になり、しかもこの作品に参加できることはとても光栄です。映画の「手紙」を見ていたのですが、とても良くて何度も見返していた作品です。
人間の良いところばかりを描いていない、妙にリアリティーのあるところに恐怖を感じます。それでも懸命に生きている一人の人間の姿がとても心に残ります。ぜひ、ご覧ください。
直貴とは住む世界の違う、少し嫌なやつ? でも憎めない男? なんだかあらがえない、やるせない気持ちになってもらえるように、自分なりに繊細に演じました。作品の中でいいスパイスになっていれば幸いです。ご期待ください。
元々、原作を読んでいて、さらに深川組(深川栄洋監督)という事で、現場が始まるのを楽しみにしていました。亀梨くんと絡むのは初めてでしたが、亀梨くんは初日から主人公の不幸性を背負っていて、とても芝居がよく、そこに僕は乗るだけでよかった。
深川組全員がこの作品に対して追求はもちろん、遊びもできたと思う。深川さんさすがです。見どころは亀梨くんの芝居! 歌! 切なく、なんとも言い難い悲しみのある話です。
罪を犯してしまった人の身内、そのまわりの人間たち、被害者家族…。身近にあってほしくない、しかし身近にありそうな話なので、ぜひ見ていただいて共感、感動して下さい。
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