瑛太、凄み増した演技に絶賛の声!「一蔵どん立派になって…」内田有紀との間に子も<西郷どん>

2018/10/29 12:57 配信

ドラマ

吉之助(鈴木)に胸のうちを明かす一蔵(瑛太)の名シーン。口ひげを蓄え、すっかり様変わり!(C)NHK


鈴木亮平主演で西郷隆盛(吉之助)の生涯を描く大河ドラマ「西郷どん」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)。明治時代になり、鈴木演じる隆盛は見た目も中身も豪胆な男に様変わり。だが10月28日に放送された第40回「波乱の新政府」では、もうひとり凄みを増した人物に注目が集まった。瑛太演じる大久保一蔵だ。

第40回では、藩を完全になくす“廃藩置県”を断行すべく、一蔵が新政府内で権力闘争を繰り広げる様子が描かれた。(以下、ネタバレがあります)

口ひげを蓄え、声も太くなった一蔵。眉一つ動かさず「日本全国の藩を取り潰そうち思うとる」と言ってのける様子は、まさに明治の元勲・大久保利通のイメージそのもの。妻・満寿(美村里江)に上京を求める一方で、愛妾のおゆう(内田有紀)との間に子もなし、東京で立派な屋敷に暮らしている。

【写真を見る】一蔵(瑛太)とおゆう(内田有紀)の2ショット!ピッタリ寄り添って幸せそう!!※画像は「西郷どん」公式Instagram( nhk_segodon )のスクリーンショットです


生涯忠誠を誓ったかつての主君・島津久光(青木崇高)を前にしても、「私はもう島津家ではなく、天子様にお仕えしている身でございます」とバッサリ。登場するたびに“ひさみちゅ”や“国父様”といったワードがTwitterを賑わせる人気キャラクター・久光を冷たくあしらい、ヒールぶりを見せつけた。

様変わりした一蔵に、「さすがヒゲがダンディ!」といった反応に加え、「おゆうさんとの間にも子どもが…!」「おゆうさんいるのに満寿さん呼んでどうするの!?」と心配する声も。新しき日本を作るため孤独に闘う姿には「徹底したヒール」「一蔵どんの孤独が突き刺さる」「今回は一蔵どんが主役だ」といった声のほか、演じる瑛太にも「ここにきて演技に本当に凄みがある」「正助どんが一蔵どんに、そして大久保利通に変わっていくのがよくわかる」と評価の声が集まった。

食い違う吉之助と一蔵の思い


贅沢な食事ばかりの新政府に吉之助の不満が募る(C)NHK


一方で、長年の友・吉之助とのすれ違いも徐々に顕在化してきている。

政(まつりごと)と称して高い報酬を受け、豪華な仕出し弁当を食べる新政府の人間たちに「おはんらは何をやっちょっとか」と不信感いっぱいの吉之助。これに一蔵は、「立派な屋敷に住むのも、贅(ぜい)をつくした飯を食べるのも異国になめられんようにすっためじゃ」「百年先の民の暮らしを考えてのこっじゃ」と反論。2人の思いは少しずつ食い違っていった。

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