連ドラに引き続き、主演を務める池松は「この原作が手元に来てから、随分と時間がたってしまったような気がします。
ボロボロになるまで読み漁ったこの偉大な原作の力をお借りして、時代の変わり目に強烈な人間賛歌を残すべく、身も心も捧げたつもりです」と気合い十分。
また、共演者の蒼井については「『斬、』(2018年)から立て続けの共演となりますが、今度は宮本と靖子として、物語の中の人生の試練を共にする事が出来たと思っています。その存在にいつも救われました。
その他キャストそれぞれの、抜群のアクトも楽しみにしていただければと思います」と話し、作品について「まだ仕上げ真っ最中でどう出るか分かりませんが、生きてゆく覚悟、信じる覚悟、そして人生を感じるような映画になるんではないかと期待しています。傲慢な男ですが、今秋、宮本からあなたへ、よろしくお願いします」と、アピールした。
そして、ヒロインを演じる蒼井は「全身で感情をぶつけ合うシーンの連続だったため、撮影3日目には既にヘトヘトでした。こんなに早く疲弊した現場は初めてです。体力、集中力、瞬発力、そして声量が基本的にどのカットにも必要だったのですが、共演者の皆様と労り合い、励まし合い、スタッフの皆様に助けていただき、なんとかクランクアップすることが出来ました」と過酷だった撮影を振り返り、「こんなに高カロリーな作品はなかなかないと思います。公開を楽しみにしていただければと思います」とコメントした。
また、宮本を囲む登場人物たちには、松山ケンイチ、柄本時生、星田英利、古舘寛治らがもドラマ版のキャストが再集結する。
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